コモンルームのバーチャルオフィスについて
こんな疑問はありませんか?
- 他社との違いを知りたい
- 自分が求めるサービスがあるのか知りたい
- 選んで後悔しないか心配
この記事ではバーチャルオフィス15社以上を徹底比較し、
・コモンルームを契約して損することにならないか?
・比較すべき他社はどれか?
これらが分かる記事になっています。

サービス、料金は公式HPを見た方が詳しいです。
この記事は「他社と比較したらどうなのか?」という目線で書いています。
※消費税分で実際は思ったより高い!という誤解を招かないよう、金額は全て税込み表示をしています。
※2022年10月時点のプラン、サービスです。詳細は必ず公式HPをご確認ください
バーチャルオフィスとは?事前に知っておきたいこと

バーチャルオフィスは部屋を使わず住所だけ借りる
バーチャルオフィスは、自分専用の部屋を借りず「住所だけ」をレンタルする
新しい形態のオフィスです。
さらに、借りた住所に届いた郵便物を転送するサービスや
「事務所を借りないと手に入らない」イメージのある固定電話番号が取得できるオフィスもあります。
大きく3つに分かれる
バーチャルオフィスは3つに分類することができます。
利用しないサービスにまでお金を払うことがないよう、自分が①~③の
どのタイプのバーチャルオフィスで探すべきかハッキリさせましょう。
①住所レンタルに特化
主にネット販売者など、「プライバシー保護向け」のバーチャルオフィス。
相場は500円~1,000円。
ネット販売者にはよく利用されるが「返品物は一切受け取らない、転送しない」
バーチャルオフィスもあるので注意。
②法人向け
法人登記ができたり、電話転送や貸会議室がある。
相場は1,000円~10,000円と幅広い。
取引先の訪問なども考えると、受付システムが設置されていたり、有人受付や社名プレートが設置できる
バーチャルオフィスがおすすめ。
③レンタル会議室運営会社が提供
元々レンタル会議室やシェアオフィスを運営していて、そこにバーチャルオフィスを新たに追加したパターン。
相場は3,000円~
会議室が充実しているのが魅力。
ただ、基本的にレンタル会議室利用時に郵便物は受け取れるため、
バーチャルオフィス利用者が郵便物関係のサービスを利用するには
サービスが手薄だったり、料金が高い。
バーチャルオフィスを利用すべき人がいる
バーチャルオフィスは馴染みのないものかもしれませんが
「利用すべき理由がある」という人がいます。
特定商取引法で販売者は住所を公開しなければなりません。
自宅住所所を公開すると…
- 悪徳業者がその住所をリストに加えて犯罪利用される
- Googleマップで単身暮らしが分かってしまう
こういった危険にさらされるため、できるだけバーチャルオフィスを利用することをおすすめします。
最近は副業する人が増え、自分の事業を持つ人も増えてきました。
- 一等地の住所で法人を作りたい
- 作業は自宅で完結するが、賃貸で法人登記ができない
そんな時に、わざわざ事務所を借りることはおすすめしません。
高い初期費用に改装費、デスクやFAXなどの備品…
別記事でも書いていますが、
バーチャルオフィスを知った上でこの費用の事を考えると、高すぎます。
自宅で仕事が完結する、たまに打合せがあるなど
「絶対にオフィスで仕事しなければならない」理由がないなら
バーチャルオフィスをおすすめします。
コモンルームのメリットとデメリット

コモンルームのバーチャルオフィスの特徴、他社との違いを紹介していきます。
プラン、サービス内容の紹介と、同プランで他社との比較も行いました。
1社に絞らず、複数のバーチャルオフィスで見比べましょう。
コモンルームを利用するメリットと特徴
【コモンルームの特徴】
ビル所有者が提供する、会議室が充実したバーチャルオフィス。
営業補償制度があり、閉鎖しても1年分の利用料が戻ってくるなど
安心感、安定性が抜群。
大阪に2拠点(梅田、中津)、京都に1拠点を設けるコモンルーム。
レンタルオフィス運営元が提供する会議室は充実しています。
運営元がビル所有者である圧倒的な安心感
バーチャルオフィスの運営方法が2通りあることはご存知でしょうか?
- 借りたビルの一室をバーチャルオフィスとして貸し出す
- 所有している物件をバーチャルオフィスとして貸し出す
多くのバーチャルオフィスは①の運営方法です。
単価の安いバーチャルオフィス事業で、利用者が集まるかどうかも不明確なまま
建物を購入するのはハードルが高すぎるため
借りたビルに一室をバーチャルオフィスとして貸し出します。
では、この「借りたオフィスをバーチャルオフィスとして貸す」リスクとデメリットを紹介します。
- 貸主が物件を売りに出し、オフィスが閉鎖
- 利用者が少ないため賃料の支払いが厳しくなり、拠点を閉鎖
- 賃料がバーチャルオフィス利用料に上乗せされている
このように、ビルの貸主の意向によって運営が左右されたり、
バーチャルオフィス利用料の一部はビルの賃料支払いに充てられるため
必要なサービスにお金をかけられない可能性があります。
さらには突然のバーチャルオフィス閉鎖リスクもあり、初期費用が支払い損になるだけでなく
法人登記していた場合は住所変更しなければなりません。
コモンルームは完全自社ビル運営。
これらのリスクやデメリットはありません。
完全自社ビル運営だからできる
330円~のバーチャルオフィス
METS OFFICE比較記事
独自の手厚いサービス「営業保証制度」
コモンルームは自社ビル運営という安心感に加えて、独自の「営業保証制度」があります。
継続的なサービス提供をお約束します。
https://common-room.jp/umeda/virtual/
ご利用開始後3年以内に運営終了する場合、遡って1年分の賃料等を全額返金致します。
バーチャルオフィスの利用で、特に法人登記していた場合、
バーチャルオフィスが閉鎖すると2週間以内に住所変更をしなければなりません。
住所変更には手間と時間とお金がかかる上に、HPや名刺の住所変更など
想像以上にやらなければならないことが出てきます。
コモンルームは自社ビル運営なのでそもそも閉鎖リスクはかなり低いのですが
そこにさらに1年分の賃料等の返金まで保証されています。

1か月ではなく1年分の利用料です!
運営の安定性に対する自信と、責任が感じられます。
バーチャルオフィスで返金制度を設けているのは珍しいです。
他社ではワンストップビジネスセンターが30日間返金保証を設けています。
30日間返金保証あり。
ワンストップビジネスセンター比較記事
レンタルオフィス運営元が提供する充実した会議室

レンタルオフィス運営元が提供するバーチャルオフィスは充実しています。
バーチャルオフィス事業のために会議室を用意するのではなく、
元々レンタルオフィスとして運営するために会議室等を充実させているため
やはり内装のクオリティは高いです。
レンタルオフィス運営元が提供
充実した会議室
アントレサロン比較記事
社名表示ができる
バーチャルオフィスのデメリットとして、部屋を借りて利用するわけではないため
「記載された住所に行っても会えな
ということが挙げられます。
取引先に挨拶に寄ってみたものの、ビルに社名も何もない。
会えない。
これでは不信感を持たれても仕方ありません。
そこでバーチャルオフィス各社は対策を打っています。
- 有人受付を設置
- 受付システムを導入
- 社名プレートの設置
コモンルームは梅田・中津で社名プレートや看板の設置が可能。
梅田店 | 複合看板に掲載 5,500円/月 |
中津店 | 社名プレート設置 2,200円/月 |

社名プレート設置ができるバーチャルオフィスは少ないです。
梅田店のように複合看板に掲載できるオプションは特に貴重です。
有人受付&受付システムで万全の体制
ナレッジソサエティ比較記事
コモンルームのデメリット
郵便物関係の料金が高い
レンタルオフィス運営元が提供するバーチャルオフィスあるあるなのですが
郵便物転送に関する料金が高いです。
コモンルームの郵便物転送に関する料金設定はこちら。
郵便物受取 | 無料 |
郵便物到着連絡 | メールで写真添付 |
郵便物転送 | オプション 3,300円/月 |
月額+郵便物転送 | 8,800円/月 |
コモンルームの最安プランは5,500円/月で郵便物転送は別途オプションですが、
5,280円で週1回の郵便物転送が無料というオフィスもあります。

レンタルオフィス利用者はオフィスを利用する際に荷物を受け取れるため、
コモンルームのようなレンタルオフィス事業者が提供しているバーチャルオフィスでは
元々郵便物転送サービスがないor充実していないケースが多いです。
150g以内の郵便物転送が無料
GMOオフィスサポート比較記事
1通100g以内の郵便物転送無料
ワンストップビジネスセンター
住所レンタルだけなら割高
コモンルームは「住所レンタルだけが利用目的」という人には割高です。
270円/月~利用できるバーチャルオフィスもあります。
コモンルームはどちらかというと会議室と立地を重視したい人向け。
住所は東京一等地。
自社ビル運営だからできる業界最安値270円
METS OFFICE比較記事
法人登記ができて月550円~
和文化推進協会 比較記事
コモンルームがおすすめな人・損する人

コモンルームがおすすめな人
大阪の一等地の住所で会議室も利用したい人
コモンルームの拠点は大阪駅から徒歩3分の好立地。
そして会議室が充実しています。
一等地で十分なスペースと充実した設備を整えることは
賃料の支払い等も考えるとなかなかできることではありません。
自社ビル運営だからこそのメリットです。
大阪一等地、豪華なオフィス
【Regus (リージャス)】
閉鎖リスクの少ないオフィスがいい人
バーチャルオフィスは初期費用が安い事が魅力ではありますが
閉鎖リスクは避けたいところです。
閉鎖すると様々な手間と費用が発生します。
- HPや名刺に記載した住所を変える
- 法人登記していた場合は住所変更登記
住所変更登記には3~6万円の登録免許税がかかります。
これらを考慮して閉鎖リスクが低いオフィスがいいという事であれば
コモンルームは完全自社ビル運営。
借りたオフィスをさらにバーチャルオフィスとして貸し出す
いわゆる転貸よりも、安定した運営ができると考えられます。
コモンルームだと損する人
住所レンタルだけが目的の人
コモンルームは閉鎖リスクの低さ、充実した会議室が魅力ではありますが
「住所レンタルできたら満足」という人には割高です。
私が見つけた、東京と京都の格安バーチャルオフィスを紹介します。
METS OFFICE
- 住所レンタルのみ270円~
- 東京都内一等地、完全自社ビル運営ゆえの運営の安定性
- 「やすくできる理由がちゃんとある」バーチャルオフィス
METS OFFICEは「住所利用だけでいい」人は候補にいれるべき一社。
自社ビル運営の安定性だけでなく、業界最安値プラン270円/月を発表。
法人利用するにも1,430円/月で充実さしたサービスが受けられます。
一般社団法人和文化推進協会
- 非営利団体だからこその低価格
- 法人利用でも条件を満たせば550円/月
- 550円で郵便物受取・転送・電話転送もできる
和文化推進協会は京都市を拠点とする、アーティスト等を支援する団体。
アーティスト達の活動の支援の1つとして、格安バーチャルオフィスを提供。
この和文化推進協会のポイントは
- 本当に初年度から550円/月で利用できる
- 条件をみたせば法人でも550円/月で利用できる
通常、法人は郵便物が多くなるためプランアップしなければなりません。
ところが和文化推進協会では、条件をみたせば550円/月で利用できます。
しかも電話転送つき!
住所所レンタルのみでいいなら、必ずチェックして欲しい一社です。

コモンルーム最安料金についての考察

バーチャルオフィスの中には、最安料金で広告して実際に利用すると結局高くなるケースもあります。
ここからは、和文化推進協会の最安料金について考察していきます。
【料金の結論】
5,500円がコモンルームの最安値プランだが、郵便物転送がついておらず高い。
コモンルームの最安値プランでできることを他社と比較してみました。
他社では法人登記がついても1,000円台で利用が可能です。
さらに、コモンルームでは郵便物転送はオプションとなり、追加で3,300円/月が必要です。
それでも
- 大阪の一等地で充実した会議室を利用したい
- 閉鎖リスクの低いバーチャルオフィスがいい
バーチャルオフィスに上記の条件を求めるなら、コモンルームを検討することをおすすめします。
コモンルームの基本情報

運営元情報
運営会社 | 共栄商事株式会社 |
設立 | 1955年4月6日 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | 大阪市北区を中心にしたオフィス・店舗・住宅の賃貸 コワーキングスペース・貸会議室・ソーシャルアパートメント等の運営 |
運営形態 | 自社ビル |
拠点
拠点 | 会議室 | 特徴 | |
---|---|---|---|
大阪梅田 | 大阪・梅田駅 徒歩3分 | 1,100円/時~ | 複合看板に掲載可 5,500円/月 |
大阪市北区中津 | 大阪メトロ中津駅 徒歩1分 | 1,100円/時~ | 社名プレート掲載可2,200円/月 専用ポスト1,100円/月 |
京都市下京区 | 烏丸駅 徒歩5分 | 770円/時~ | 併設カフェ 専用ポスト2,200円/月 |

全て有人受付あり。
駅からのアクセスも良いです。
料金プラン
コモンルームの料金は全拠点で共通。
社名プレートの掲示等の有無が拠点ごとに変わります。
サービス内容 (5,500円/月) | 梅田 | 中津 | 四条烏丸 |
---|---|---|---|
住所レンタル | |||
法人登記 | |||
郵便物到着案内 | |||
有人受付 | |||
店舗写真の商用利用 | |||
複合看板に 社名掲示 | 5,500円/月 | ||
社名プレート掲示 | +2,200円/月 | ||
専用ポスト | +1,100円/月 | ||
併設カフェ | +2,200円/月 |
オプション
転送電話 | 2,200円/月 |
FAX転送 | 3,300円/月 |
郵便物転送(週1回) | 3,300円/月 |
コモンルームの契約情報
初期費用 | 0円 |
契約にかかる時間 | 書類提出、入金後 最短で1日(面談あり) |
契約期間 | 1か月~ |
利用者
個人事業主の方や、会社員の方のテレワーク・サテライトオフィスとして、趣味や副業に取り組む方、勉強利用など、様々な方が利用されています。 職場やご自宅がお近くの方だけでなく、取引先へのアクセスやスタッフの集まりやすさでお選びいただく等、幅広くご利用いただいています。 プランにより受付時間外や休業日もご利用頂けます。
https://common-room.jp/faq/

バーチャルオフィス会員以外にもコワーキングスペース、シェアオフィス、レンタルオフィス事業も展開しているため、さまざま人が利用しています。
コモンルームの評判、口コミ

コモンルームに関するtweetがあったので紹介します。
会議だけでなく、セミナーやスクールとしても重宝されています。

会議室が綺麗、駅からのアクセスがいいという口コミもありました。
会議室も重視するなら候補にいれたいバーチャルオフィスです。
コモンルームまとめ

バーチャルオフィスの中では料金設定は高めですが、
クオリティが高くアクセスの良い会議室利用もできるコモンルームなら
取引先を招いても恥ずかしくありません。
むしろ自慢できます。
コモンルームの公式HPはとてもオシャレで、分かりやすいです。

この記事はあくまで比較記事なので、もっと詳細を知りたい場合は
コモンルーム公式HPをチェックしてみてください。
バーチャルオフィス選びに
困っている方へ。
100社以上のバーチャルオフィスを見てきましたが、必要なサービスを網羅しているバーチャルオフィスは少ないですす。
バーチャルオフィスで必要なサービス
- 住所を借りる
- 郵便物を受取・転送
- 郵便物の到着連絡
- 郵便物の直接受け取り
- 法人登記
- 貸会議室の利用
- 有人受付
上記7つのサービスすべてを利用できる格安バーチャルオフィスでおすすめなのが
レゾナンスです。
- 都内一等地に6店舗
- 会員専用アプリで、到着した郵便物が写真付きで分かる
- 全プラン法人登記可能
100社以上のバーチャルオフィスを調査してきた中で、レゾナンスのサービス内容は群を抜いています。
店舗数も増えており、勢いのあるバーチャルオフィスです。
公式サイトも細かな料金設定まで書かれているので、納得の上で契約ができます。
バーチャルオフィス選びで迷ったら、1度レゾナンスをチェックしてみましょう。