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フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレンなど、スーパーカーを所有している方の悩みの1つが「保管場所」です。
自宅敷地内に保管場所を確保できない方にとっては深刻な問題です。
また、スーパーカーの場合はセキュリティとメンテナンス面を考えてレンタルガレージを借りる方も多く、仲介業者でレンタルガレージ紹介をしていた際には多くの問い合わせを受けました。
このようにスーパーカーのオーナーに人気のあるレンタルガレージですが、1つの問題があります。
それがスーパーカー保管お断りのレンタルガレージがあることです。
スーパーカーの場合、音が大きいため契約を断られてしまうケースがあります。
この記事では、実際にあったスーパーカーのトラブル事例に加えてトラブルなくスーパーカーを保管するためのコツを紹介していきます。
※当サイトでは、車やバイクを保管できる車庫を「レンタルガレージ」と呼称しています。
車やバイクのカスタマイズ設備が整っていない、保管目的の車庫も含みます。
スーパーカーの保管のトラブル事例
私が仲介業者でレンタルガレージの紹介や契約、管理をしていた時、スーパーカーのオーナーが強制解約になってしまったことがあります。
トラブル内容
スーパーカーの音が原因で近隣住民からクレームが何度も入り、強制解約となってしまった。
スーパーカーのオーナーが気を付けていたこと
スーパーカーのオーナー自身も気を付けており、発進時には音を抑えるために弁を閉めるといった対策をしていました。
また1日の間に何回もレンタルガレージに車を出し入れしないようにしていました。
近隣住民側の意見
日中であれば問題ないのですが、深夜のエンジン音や走り出す際の音が問題になっていました。
また短時間であればまだよかったのですが、乗ってきた車とスーパーカーの両方のエンジンをふかしたまま駐車していたことも問題になっていました。
強制解約で起こりうるスーパーカーオーナー側のデメリット
レンタルガレージが強制解約となった場合、スーパーカーのオーナーは保管場所がなくなるだけでなく以下のようなデメリットがあります。
- レンタルガレージ契約時の礼金などは戻らない
- 他のガレージを紹介してもらえない可能性がある
レンタルガレージ契約時に、解約しても戻らないお金である礼金などを支払っていると、契約期間が短くてもお金は戻りません。
また仲介業者に再度レンタルガレージの契約をお願いしても、仲介を断られてしまう可能性があります。
スーパーカーの保管のトラブル対策
ここまで実際にあったスーパーカーのトラブル事例を紹介しましたが、例のように近隣住民からのクレームが多くなる傾向があります。
そして、トラブルの原因はスーパーカーのオーナーと、車に興味がない方との音に対する認識の違いが大きかったことが理由として挙げられます。
スーパーカーが好きな方には、音も魅力の1つです。
一方で車に興味がない方にとっては「ただの大きな音」という認識になってしまいます。
ここからは、スーパーカーを保管したいオーナーの方がレンタルガレージを探す際のポイントを紹介します。
スーパーカーの保管が可能なレンタルガレージか必ず確認する
これは基本的な事ですが、スーパーカーの保管が可能なレンタルガレージか必ず確認してから契約しましょう。
意外と、仲介業者は必要書類が揃っていれば契約を進めてしまいます。
また車種を聞いても、車に興味がない担当者の場合は音が大きい車ということに気づかない可能性があります。
こちらから「スーパーカーを保管したい」ということを伝えましょう。
新築レンタルガレージの契約は慎重に
新築レンタルガレージの場合、レンタルガレージ所有者から契約の許可がおりても近隣住民とトラブルになることがあります。
実際にスーパーカーを出し入れしてみて、近隣住民の反応が分かるというパターンです。
周辺に住宅ある場合は、契約後も慎重に利用する必要があります。
スーパーカーの契約者がすでにいるレンタルガレージか確認する
すでにスーパーカーの契約者がいるレンタルガレージの場合、契約がしやすく、近隣住民とのトラブルが少ないことが予想されます。
もちろん、周辺住宅とのトラブル対策を徹底しているからこそ契約が継続できている可能性もあります。
車の出し入れの時間や気を付けていることを事前に確認しておくこともおすすめします。
周辺に住宅がないエリアで探す
周辺に住居がないエリアのレンタルガレージは、スーパーカーの保管におすすめです。
少々アクセスが悪くても、契約後のトラブルを考えると周辺に住宅がないエリアで探した方が良いです。
ただし人通りがないと盗難リスクが高まるので、人感センサーや監視カメラが設置されたレンタルガレージを選びましょう。
深夜はレンタルガレージを利用しないようにする
レンタルガレージの管理をしていた時に何度も聞いたのが、「日中ならまだいい、深夜の爆音はやめてほしい」という近隣住民の方の話でした。
これはスーパーカーだけでなく、音が大きいバイクの利用者の方に対するクレームでも多い意見でした。
具体的な時間で言えば、21:00以降に車を出し入れすると子どもの寝る時間と被るので嫌がれることが多いです。
深夜にレンタルガレージを利用する可能性がある方は、住宅地は避けたほうが良いでしょう。
防げるトラブルは防ごう!
今回はスーパーカーのオーナーがレンタルガレージを利用した際のトラブル事例を紹介しました。
スーパーカーの保管を考えると、レンタルガレージの設備をチェックするだけでなく、起こりうるトラブルの対策も必要です。
契約前に抑えておくべきポイントをおさえ、スーパーカーがある暮らしを楽しみましょう。
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