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自宅で法人登記はバレる?居住用賃貸物件、住宅ローンにも注意

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自宅を法人登記先として考えている方、こんな不安や疑問はありませんか?

  • 法人登記すると、会社や大家、同じマンションに住む人にバレる?
  • 自宅で法人登記をするデメリットやリスクを知りたい
  • 法人登記できる住所がなくて困っている

自宅で法人登記をする場合、こっそり副業している方、賃貸やマンション暮らしの方、住宅ローンを組んでいる方は要注意です。
大家にバレて賃料アップ、マンション管理規約に違反してしまう、住宅ローンが受けられなくなるなど、思いもよらないトラブルが起こる可能性があります。

やっち
やっち

この記事では、自宅で法人登記するメリットとデメリット、コスパの良い解決策である「バーチャルオフィス」について紹介していきます。

自宅で法人登記をしてバレる原因

自宅で法人登記をしてバレる原因

ここからは、自宅で法人登記していることがバレる原因を紹介します。
バレて困る相手として考えられるのは、賃貸アパートの大家だったり、マンションの住民、あとは副業NGな会社だと思います。

やっち
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どんな方法で調べられると、自宅で法人登記しているのがバレるか分かります。

法人番号公表サイトで調べらてバレる

国税庁のサイトで、会社名を入力すると法人番号、住所などが表示されます。

また、自宅住所で検索をかけられても、法人登記していることが分かります。
この方法は、ピンポイントで会社名や住所をこのサイトで調べない限りバレることはありません。

やっち
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うっかり飲み会等で法人について話してしまう、知り合いとつながっているSNSで法人登記をにおわせると、調べられるかもしれません。

自宅住所をGoogleマップで検索されてバレる

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録している人は注意です。

登録することでGoogleマップ上に法人情報を表示させて集客することも可能ですが、会社の同僚が家に来るなどで自分の住所をGoogleマップで検索をかけた時、法人登記していることがバレる可能性があります。

やっち
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同じく、マンション、アパートの住所でGoogleビジネスプロフィールを登録すると、他の住民にバレる可能性があります。

住民税還付で会社にバレる

副業が会社にバレない対策として、確定申告第二表の住民税に関する事項で「自分で納付」を選択するという方法があり、
色々なサイトでも紹介されています。
こちらが「自分で納付」を選択する方法です。


ただ、この方法には1つ問題があります。

副業が赤字になって、本業の給料と相殺した時に会社にバレる可能性があります。

副業が赤字となって本業の給料と相殺して住民税が下がった場合、住民税は基本的に直接還付されません。
※自治体によっては還付されます。
たとえ住民税を「自分で納付」を選択していても、相殺して下がった住民税は、本業で徴収される住民税から減額されます。

やっち
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本業の経理が勘のいい人だと、住民税納付額が前年より大きく減れば「副業?ふるさと納税?医療費控除?」など思うかも入れません。
怪しいと感じて、自宅住所をネットで検索されると法人登記していることがバレる可能性があります。

郵便物でバレる

確率としては低いのですが、法人宛ての郵便物で以下のトラブルが起こる可能性があります。

  • 法人宛ての郵便物が違う人のポストに投函される
  • 表札に法人名が見当たらず、配達員が他の住民に質問してしまう

自宅で法人登記していることを隠すなら、おそらく郵便物受けに法人名は表示しないと思います。
すると、配達員の人が困って近所の人に聞いてしまう可能性があります。

法人登記していることに不快感を感じる人にバレると、トラブルになる可能性があります。

自宅で法人登記をするメリット

自宅で法人登記をするメリット

ここでは、自宅で法人登記するメリットを紹介します。
自宅が持ち家であれば、メリットを重視して自宅で法人登記してもいいかもしれません。

お金がかからない

自宅で法人登記する最大のメリットは、お金がかからない点です。
法人用の住所を用意するためだけにオフィスを借りるのは、お金と時間がかかります。
自宅であればコストを抑えることが可能です。

家賃や水道光熱費の一部を経費にできる

自宅で法人登記すれば、家賃や水道光熱費の一部を経費として計上することができます。
借りたオフィスの光熱費等はすべて経費にできるため、自宅の「一部を経費」の魅力が感じられないかもしれませんが
そもそもオフィスを借りるだけでお金がかかります。

自宅で法人登記すれば、「オフィスの家賃がかからない+生活費の一部を経費として計上できる」というメリットがあります。

自宅で法人登記するデメリット

自宅で法人登記をするデメリット

ここからは、自宅で法人登記するデメリットを紹介します。
正直、自宅で登記するのはおすすめできません。
おすすめできない理由を紹介していきます。

会社にバレて就業規則違反→減給や解雇の可能性

法人所在地が自宅だと、会社の誰かがネットで自宅住所を検索するだけで、法人登記していることがバレる可能性があります。
副業自体は法律違反でもなんでもないのですが、会社の就業規則によってはなんらかの処分があります。
特に、顧客情報などを利用して副業をしているなど疑われると大変です。

やっち
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副業のメリットは、本業からの安定した給料をもらいながら、もう一本収入の柱を作ることができる点です。
本業からの給料が減ったり、最悪解雇されては副業をしているメリットがなくなってしまいます。

大家とトラブルになる

自宅が賃貸の場合、法人登記していることが大家にバレるとトラブルになる可能性があります。
トラブルの原因となりうるのは、法人登記している=事業用で貸し出しているとみなされる可能性があるからです。

居住用の建物の場合は、家賃は非課税です。
一方、オフィスや店舗、倉庫など事業用物件の家賃には消費税がかかります。

法人登記したことが大家にバレると、大家から消費税分の賃料アップを請求される可能性が高いです。
大家側からすると、「法人登記して事業用として部屋を使っている」とみなされると以下のデメリットがあります。

  • 事業用として貸し出していることを黙っていれば脱税になる
  • 消費税を借主からもらわないと、自分のポケットマネーで消費税を納めることになる
やっち
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他にも、住居と事業用建物では固定資産税の計算が変わったりと、さまざまな影響があります。

管理規約に違反

マンションの自宅で法人登記した場合、マンション管理規約に違反してしまう可能性があります。
規約で「事業を目的とした部屋の使用を禁止する」といった文言があれば、トラブルの原因になります。
事前に管理規約に目を通しておく、管理会社に問い合わせるといった準備が必要です。

やっち
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法人登記によって不特定多数の人の出入りが増えると、たとえ管理規約に違反していなくても近隣住民とトラブルになる可能性はあります。

住宅ローン減税に影響する可能性

自宅で法人登記すると、住宅ローン減税を受けられなくなるケースがあります。

「住宅ローン減税」は、居住用の土地・建物だけを対象としています。
ローンの対象となっている建物で法人登記すると、「居住用ではなくなった」とみなされる可能性があります。

やっち
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税務署によっては、営業実態などを確認して住宅ローン減税の許可を出してくれるかもしれませんが、リスクはあります。

プライバシーの問題

自宅で法人登記すると、クレーマー等にも簡単に自宅住所がバレてしまいます。

ビジネスをしていれば、変な人は一定の割合でいます。
トラブルに家族を巻き込まないためにも、自宅での法人登記は避けたほうがいいです。

知り合いは車用ガレージの賃貸運営をしており、購入した人気車をガレージに駐車して、インスタで宣伝をしようとました。
しかしよく考えると自宅で法人登記しているため、「この住所に行ったらこの人気車がある」とバレることに気づき宣伝をやめたそうです。

やっち
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この人気車は窃盗被害が多いため、家族の安全も考えると、せっかくビジネスで使える人気車を購入しても宣伝用に使う機会がなくなってしまったそうです。

融資の際に不利になる

自宅で法人登記すると、融資の際に不利になる可能性があります。

「オフィスを借りる資金力がない」とみなされると、融資の際に不利になるだけでなく、仕事の上でもマイナスな印象を与える可能性があります。

やっち
やっち

実際、田舎のアパートの住所でビジネスをしていた人が東京都内の一等地でオフィスをかまえたところ、取引先の反応が変わったそうです。
今まで見向きもしてこなかった人とお付き合いする機会が増え、「ビジネスにおける住所の重要性」を実感したそうです。

解決策|法人登記用の住所にバーチャルオフィスを利用する

解決策、法人登記用の住所にバーチャルオフィスを利用する

ここまで自宅で法人登記したことがバレる原因や、多くのデメリットを紹介してきました。
こっそり自宅で法人登記しても、何がきっかけでバレるかは分かりません。

トラブルになって法人住所を変更するにも、移転登記には3~6万円の印紙代がかかり、移転登記をプロにお願いすればさらに手数料もかかります。

自宅で法人登記できないとなると、登記用の住所がなくて困ってしまう。

そんな方に私がおすすめするのが、バーチャルオフィスです。
バーチャルオフィとは実際にオフィスを借りるわけではなく、住所だけを借りることができるサービスです。
通常のオフィス契約と比べて、超格安価格でビジネス用の住所を借りることができます。

バーチャルオフィスでできること

  • 法人登記用の住所として使う
  • 名刺やHPの住所として使う
  • バーチャルオフィスに届いた郵便物を受取・転送
  • 固定電話番号やFAX番号をレンタル
  • 貸会議室の利用
  • HP制作代行

「実際に部屋を利用しない」という特性にあわせて、電話線を引かなくても、スマホで固定電話番号の発着信ができるなど、魅力がたくさんあります。

やっち
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バーチャルオフィスには法人として活動していくにあたって必要なサービスが用意されています。

バーチャルオフィスの住所で法人登記は違法?

ここで、「借りた住所で法人登記することは違法ではないのか?」といった不安がある方もいらっしゃると思いますが、違法ではありません。
バーチャルオフィで借りた住所で法人登記することは違法ではなく、すでに多くの方が登記しています。

やっち
やっち

バーチャルオフィスで法人登記していることについて違法性を問われたという事例は見たことがありません。

いくらでバーチャルオフィスは利用できるのか

バーチャルオフィスの相場がこちら。
法人登記する場合は月額2,070円が相場となっています。
実際には月額1,000円以下で都内一等地の住所を借りることも可能です。

項目平均
最低契約期間134日
(2.2か月)
初期費用4,514円
更新料や年会費85円
※13社中1社のみ年会費あり
法人登記
可能なプラン
2,070円
バーチャルオフィス13社を対象とした調査結果
やっち
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法人登記におすすめなバーチャルオフィス3選

バーチャルオフィスは数百社あり、法人登記向きな1社を選ぶことは時間と手間がかかります。

そこで、200社以上のバーチャルオフィスを分析してきたなかで法人登記のおすすめな3社を厳選しました。

比較項目ワンストップ
ビジネスセンター
バーチャルオフィス1ナレッジソサエティ
ロゴワンストップビジネスセンターバーチャルオフィス1k-society
ランキング1位2位3位
初期費用10,780円
[特典利用で0円]
5,500円入会金16,500円
保証金30,000円
月額
(税込)
5,280円~
[特典利用で3か月無料]
880円4,950円
店舗全国44店舗渋谷/広島千代田区
郵便物
到着連絡
無料
会員サイトで確認
無料
LINE通知
オプション
月額1,100円
郵便物
転送
可能
1通100gまで
無料
全プランで可能
従量制
全プランで可能
従量制
郵便物の
直接受取
一部店舗で
可能
可能可能
最低
契約期間
6か月
または1年
※支払方法で異なる
1か月~
※単月契約は
月額3,960円
6か月
※7か月目以降は
単月契約
法人登記全プランで可能全プランで可能全プランで可能
貸会議室全国47室
※店舗によって
設置なし
ありあり
有人受付一部店舗ありあり
受付システムも完備
あり
受付システムも完備
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この3社がおすすめな理由については、【知れば差がつく】バーチャルオフィスで法人登記するメリット・デメリットと登記までの流れを解説で詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

【知れば差がつく】バーチャルオフィスで法人登記するメリット・デメリットと登記までの流れを解説 【知れば差がつく】バーチャルオフィスで法人登記するメリット・デメリットと登記までの流れを解説

よくある疑問・質問

答え:違法ではない
バーチャルオフィスでの法人登記は認められており、すでに多くの人が登記しています。

答え:受付で対応又は受付システムがある
バーチャルオフィスによっては有人受付や受付システムを導入しています。不在の旨を伝え、サービスによってはメール等で訪問を知らせてくれます。

答え:ない場合もある
バーチャルオフィスで会議室利用も考えているなら、会議室の部屋数や予約方法もチェックしましょう。

答え:使えます
個人情報を保護するためにも、バーチャルオフィスを利用することをおすすめします。

答え:できます
多くの人が開設していますが、バーチャルオフィスNGな銀行ではそもそも開設不可という場合もあります。どこなら開設できるか、バーチャルオフィス会社に問い合わせると教えてもらえます。

答え:転送してくれます
超格安プランだと郵便物の受取・転送不可の場合もありますが、どのオフィスでもプランを選べば転送してもらえます。

自宅で法人登記はバレる?のまとめ

今回は、自宅で法人登記するとバレるのか、どんな方法でバレてしまうのかを紹介してきました。

ここで紹介した事例以外でも、意外なことでバレてしまう可能性もあります。

そして、「自宅で法人登記しない」方法の1つとして、格安で法人登記用の住所が借りられるバーチャルオフィスを紹介しました。

バーチャルオフィスであれば、2,000円以下の金額で一等地の住所を借りることも可能です。

特に東京都内には格安バーチャルオフィスがたくさんあります。

都内おすすめバーチャルオフィスをまとめた記事も人気でので、ぜひチェックしてみてください。

東京のおすすめ格安バーチャルオフィスを厳選 【宅建士執筆】東京のバーチャルオフィスランキング≫おすすめ格安バーチャルオフィスを厳選