ハーベストのバーチャルオフィスについてこんな疑問はありませんか?
- プラン内容を知りたい
- メリット・デメリットを知りたい
- 他社と比較しながら検討したい
この記事ではバーチャルオフィスを100社以上分析した知識を元に、ハーベストの魅力や他社との違いを比較しながら紹介していきます。

宅建士、仲介会社勤務
著者:やっち
100以上のバーチャルオフィスを分析
仲介業者の経験を元に、バーチャルオフィスを徹底的に分析。 効率よく、他社と比較しながらバーチャルオフィスを探せるサイトを運営。

まずはハーベストの基本情報やプランを紹介します。
自分が利用したいサービスがあるか、どんな運営会社か確認しましょう。
ハーベストの概要
プラン
ハーベストには、ネットショップでの利用や法人登記などビジネスで利用可能なプランと、ビジネス利用不可のプランがあります。
ビジネス利用可能なプラン
(税込) | ベーシック | スタンダード | ビジネス | ビジネストップ | ファースト ※三田店のみ |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 入会金:4,950円 保証金:4,950円 | 入会金:9,680円 保証金:9,680円 | 入会金:17,325円 保証金:17,325円 | 入会金:23,100円 保証金:23,100円 | 入会金:7,260円 保証金:7,260円 |
月額料金 | 4,950円 | 9,680円 | 17,325円 | 23,100円 | 7,260円 |
住所使用 | |||||
法人登記 | |||||
郵便物到着連絡 受取・転送 | |||||
共有FAX | |||||
専用電話 | |||||
電話代行 |
ビジネス利用可能なプラン
(税込) | パーソナル | ベーシック個人 |
---|---|---|
初期費用 | 入会金:4,620円 保証金:2,310円 | 入会金:4,620円 保証金:3,465円 |
月額料金 | 2,310円 | 3,465円 |
住所使用 | ||
法人登記 | ||
郵便物 到着連絡 | ||
郵便物転送 |

電話関係のサービスは一般的にオプションで追加していきますが、ハーベストではプランに組み込まれているのが特徴的です。
最安プランについて
ハーベストで最も安いプランは、月額2,310円のパーソナルプランです。
このプランは、ネットショップでの利用や法人登記といったビジネス利用ができないプランです。
「同好会やサークル用の住所」といった使い方が利用目的であれば、郵便物にも対応してもらえるのでおすすめです。
運営会社情報
詳細 | |
---|---|
運営会社 | 合同会社ハーベスト |
創業 | 2000年10月 |
資本金 | 500万円 |
事業内容 | 建設、住宅設備機材製造販売 バーチャルオフィス・会議室の運営 輸入業(中国、韓国、台湾) |
運営会社所在地
店舗情報
駅からの距離 | 貸会議室 | |
---|---|---|
大阪梅田店 | 東梅田駅2分 | あり |
大阪心斎橋店 | 心斎橋駅3分 | あり |
大阪府庁前店 | 天満橋駅3分 | なし |
大阪日本橋店 | 日本橋駅5分 | なし |
大阪東住吉店 | 鶴ヶ丘駅1分 | なし |
福岡店 | 博多駅3分 | あり |
神戸店 | 三宮駅4分 | なし |
京都店 | 烏丸御池駅2分 | なし |
名古屋市瑞穂店 | 瑞穂運動場東口駅10分 | なし |
東京三田店 | 三田駅3分 | あり |
契約情報
詳細 | |
---|---|
初期費用 | 6,930円~ |
契約にかかる時間 | 約2営業日 |
契約期間 | 1か月~ |
解約 | 1ヶ月以上前に契約店舗にメール又はFAXで解約希望日を連絡 確認メールを受領した時点で解約手続きが完了 |
郵便物関係の料金
(税込) | |
---|---|
メール通知 | 常時引取:よく営業日までにメール通知 常時引取以外:月額1,650円のオプション 宅急便等:通知なし、翌営業日までに転送 |
郵便物転送 (週1回定期転送) | A4サイズで厚さ2cm以内は無料 ※上記以外のサイズのものは手数料132円/回+送料 |
郵便物 (定期転送以外) | 送料実費+手数料120円 |
宅急便や レターパック転送 | 手数料275円/回+送料 |

概要から自分の求めるサービスがあるか分かりましたか?
ここからはハーベストを利用するメリット・デメリットを紹介します。

ここではハーベストのメリット・デメリットを紹介します。
他社との違いも分かるようになっています。
デメリット
住所・FAX番号をテキスト表示できないためネットショップに不向き
ハーベストでは、借りた住所・共有FAX番号をテキスト表示(文章で表示)することを原則禁止しています。
つまり、以下のように「画像で表示」が基本となります。
住所のテキスト表示の例
文章をコピーすることができます。
スマホの方は長押し、デスクトップの方はカーソルをあわせれば以下の住所等がコピーが可能です。
氏名:やっち
住所:
〒600-8846
京都府京都市下京区朱雀宝蔵町44番地 協栄ビル2階
京都朱雀スタジオP-109
連絡先:075-313-3700
住所の画像処理の例
画像での住所表示の場合、以下の文章をコピーすることができません。

Amazon等のネットショップでは、このような画像で住所を表示することが難しい場合があります。
ハーベストでは、このようにネットショップ等で画像処理が難しい場合は以下のように表記されています。
「楽天市場」「Amazon」のようなショッピングモールや各業界団体への登録等で、「画像」での処理ができない・難しい、また上記メタ(META)処理が行えない場合は弊社までご相談ください。
https://www.una-harvest.jp/faq/gazo-rei.html

何かしらの方法で表記できる可能性はありませんが、「住所をテキスト表示してもいい」というバーチャルオフィスと比較すると手間がかかります。
初期費用が高め
ハーベストの「ビジネスで住所を利用できるプラン」の初期費用は相場と比較すると高いです。
バーチャルオフィス19社を対象とした独自調査で、保証金を含む初期費用の平均は19社で8,056円ということが分かっています。
ハーベストの場合、初期費用は安くて9,900円、高いプランで46,200円となっています。
(税込) | ベーシック | スタンダード | ビジネス | ビジネストップ | ファースト ※三田店のみ |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 入会金:4,950円 保証金:4,950円 ●合計:9,900円 | 入会金:9,680円 保証金:9,680円 ●合計:19,360円 | 入会金:17,325円 保証金:17,325円 ●合計:34,650円 | 入会金:23,100円 保証金:23,100円 ●合計:46,200円 | 入会金:7,260円 保証金:7,260円 ●合計:14,520円 |

保証金は基本的には解約時に返金されます。
おすすめできない人
上記のデメリットをふまえてハーベストがおすすめできない人は、ネットショップなど「法人登記不要」という方です。
ネットショップに限らず、ZOOMカウンセラー、ライターの方にもハーベストはおすすめできません。
住所や共有FAX番号が原則テキスト表示(文章で表示)できず、Amazon等のサイトで販売者情報の登録ができない可能性があります。
ネットショップ向きおすすめバーチャルオフィスまとめ記事もあるので、気になる方はぜひご覧ください。
メリット
郵便物関係の料金が安い
ハーベストは、郵便物転送関係の料金が安いです。
こちらがハーベストの郵便物関係のサービス設定です。
(税込) | |
---|---|
メール通知 | 常時引取:よく営業日までにメール通知 常時引取以外:月額1,650円のオプション 宅急便等:通知なし、翌営業日までに転送 |
郵便物転送 (週1回定期転送) | A4サイズで厚さ2cm以内は無料 ※上記以外のサイズのものは手数料132円/回+送料 |
郵便物 (定期転送以外) | 手数料120円+送料実費 |
宅急便や レターパック転送 | 手数料275円/回+送料 |
黄色くマーカーした項目が、他社と比較しても安い部分です。
19社のバーチャルオフィス平均結果と比較すると、その安さが分かります。
ハーベスト | 平均 | |
---|---|---|
A4サイズ 厚さ2cm以内 | 無料 | 転送手数料164円 +送料実費 |
即時転送 | 手数料120円 +送料実費 | 転送手数料787円 +送料実費 |
バーチャルオフィスの平均的な郵便物転送料金は、1回ごとに手数料と送料が発生するのが一般的ですが、ハーベストはA4サイズで厚さ2cm以内は無料。

また、週1回の定期転送以外で「すぐに転送してほしい」という即時転送の場合、通常手数料が500円~1,000円かかりますが、ハーベストであれば手数料が120円とかなり安いです。
おすすめな人
上記メリットをふまえてハーベストがおすすめな人は、バーチャルオフィスで法人登記を考えていて、郵便物も毎週転送してほしい人です。
バーチャルオフィスでは、基本料金以外に郵便物関係の料金がかさむことが多いです。
ハーベストであれば、「A4サイズ厚さ2cm以内」であれば無料で転送してもらえます。
1週間の郵便物の量が厚みが2cmを超えることはそうそうないと考えられるため、無料で転送してもらえると考えてもいいと思います。

「郵便物関係の料金が安い」というメリットを受けることができる方にはハーベストはおすすめです。

ハーベストのプラン内容を調査すると、ワンストップビジネスセンターが比較対象の候補となることが分かりました。
どちらも法人登記向きで、電話関係のサービスがオプションではなくサービスに組み込まれているのが特徴です。
サービス内容 | 料金(税込) | |
---|---|---|
ハーベスト![]() | ワンストップビジネスセンター![]() | |
初期費用 | 6,930円~ ※ビジネス使用の場合 9,900円~ | 10,780円 |
最安プラン | 月額5,280円 | |
法人登記 | 月額5,280円~ | |
利用用途 | 法人向き | 法人向き |
店舗数 | 10店舗 | |
郵便物受取 | 全プランで可能 | 全プランで可能 |
郵便者到着連絡 | オプション 月額1,650円 | メール通知 |
郵便転送 | 無料 ※A4サイズ、厚さ2cm以内 ※その他サイズは送料実費 | 無料 1通100g以内は転送無料 |
電話転送 (受信のみ) | 可 ※9,680円~のプラン | 可 ※9,790円~のプラン |
電話発着信 | なし | なし |
会議室 | あり | あり |
有人受付 | なし | あり |
FAX | あり 共有FAX | あり 共有FAX |
住所表示 | 画像 ※テキスト表示不可 | |
リンク | >公式サイト | >比較記事 >公式サイト ![]() |

ハーベストの評判をGoogleマップの口コミで調べました。
バーチャルオフィスハーベスト大阪梅田に寄せられた口コミがこちら。
非常識です。バーチャルオフィスの契約はお勧めしません。
https://goo.gl/maps/X4jGTKWvh96jbkLR9
約束の時間、ベルを鳴らして下さいと記載があったのでベルを鳴らすが誰も出てこない。 受付の電話を鳴らし中年の汚らしいおじさんが出て来る。 会社の中にある一部の会議室と商談スペースのみ。説明や資料は何もなくホームページを確認してくれとの事。 内覧に行って嫌な気持ちで帰り、別のバーチャルオフィスで契約しました。 他社のバーチャルオフィスとは比べ物にならない程の接客、対応、マナー、清潔感、全てにおいて星1以下の評価でした。 ここで借りるくらいなら他にたくさんいいオフィスはあります。 あのクオリティで記載している料金は払えない。 もう少し接客やサービスを見直したほうが良いと感じました。
https://goo.gl/maps/bTzZAC5KaxEYFrBx5
来るだけ時間の無駄です。 バーチャルオフィスを考えてる方は違うところに行った方がいいですよ。
https://goo.gl/maps/Zj2QQd5ws6zr24ri9
残念ながら、良い口コミが見当たりませんでした…
基本料金はパッと見ると高く見えるかもしれませんが、郵便物関係の料金設定は良心的で、郵便物の量によっては格安バーチャルオフィスと大きく違わない可能性もあります。

今後のサービス改善に期待です!
バーチャルオフィスとは?

ここで簡単にバーチャルオフィスについて紹介します。
すでにメリットなどを把握している方は次へ進みましょう。
バーチャルオフィスは部屋を使わず住所だけ借りる
バーチャルオフィスは、自分専用の部屋を借りず「住所だけ」をレンタルする新しい形態のオフィスです。
さらに、借りた住所に届いた郵便物を転送するサービスや、「事務所を借りないと手に入らない」イメージのある固定電話番号が取得できるオフィスもあります。
大きく3つに分かれる
バーチャルオフィスは3つに分類することができます。
利用しないサービスにまでお金を払うことがないよう、自分が①~③のどのタイプのバーチャルオフィスで探すべきかハッキリさせましょう。
- 住所レンタルに特化
- 法人向け
- 貸し会議室が充実
住所レンタルに特化
主にネット販売者など、「プライバシー保護向け」のバーチャルオフィス。
相場は500円~1,000円。
ネット販売者にはよく利用されるが「返品物は一切受け取らない、転送しない」バーチャルオフィスもあるので注意。
法人向け
法人登記ができたり、電話転送や貸会議室がある。
相場は1,000円~10,000円と幅広い。
受付システムが設置されていたり、有人受付や社名プレートが設置できるなど、取引先の訪問なども考えると、このタイプのバーチャルオフィスがおすすめ。
会議室が充実
レンタル会議室やシェアオフィスを運営している会社だと会議室が充実。
相場は3,000円~。
ただ、基本的にレンタル会議室利用時に郵便物は受け取れるため、バーチャルオフィス利用者が郵便物関係のサービスを利用するにはサービスが手薄だったり、料金が高い。
バーチャルオフィスを利用すべき人
バーチャルオフィスは馴染みのないものかもしれませんが「利用すべき理由がある」という人がいます。
ネット販売者
特定商取引法で販売者は住所を公開しなければなりません。
自宅住所所を公開すると以下のようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
- 悪徳業者がその住所をリストに加えて犯罪利用される
- Googleマップで単身暮らしが分かってしまう
こういった危険にさらされるため、できるだけバーチャルオフィスを利用することをおすすめします。
法人登記用の住所が欲しい
最近は副業する人が増え、自分の事業を持つ人も増えてきました。
- 一等地の住所で法人を作りたい
- 作業は自宅で完結するが、賃貸で法人登記ができない
そんな時に、わざわざ事務所を借りることはおすすめしません。
高い初期費用に改装費、デスクやFAXなどの備品…
バーチャルオフィスを知った上で、事務所を借りるコストを考えると、高すぎます。
自宅で仕事が完結する、たまに打合せがあるなど、「絶対にオフィスで仕事しなければならない」理由がないなら、バーチャルオフィスをおすすめします。
よくある疑問・質問
答え:違法ではない
バーチャルオフィスでの法人登記は認められており、すでに多くの人が登記しています。
答え:受付で対応又は受付システムがある
バーチャルオフィスによっては有人受付や受付システムを導入しています。不在の旨を伝え、サービスによってはメール等で訪問を知らせてくれます。
答え:ない場合もある
バーチャルオフィスで会議室利用も考えているなら、会議室の部屋数や予約方法もチェックしましょう。
答え:使えます
個人情報を保護するためにも、バーチャルオフィスを利用することをおすすめします。
答え:できます
多くの人が開設していますが、バーチャルオフィスNGな銀行ではそもそも開設不可という場合もあります。どこなら開設できるか、バーチャルオフィス会社に問い合わせると教えてもらえます。
答え:転送してくれます
超格安プランだと郵便物の受取・転送不可の場合もありますが、どのオフィスでもプランを選べば転送してもらえます。

ハーベストのバーチャルオフィスは、どちらかというと法人向き。
電話関係のサービスも充実しています。
郵便物関係の料金設定は良心的で、郵便物の量が多い人であれば検討してもいいかと思います。
とにかく安くてサービスが充実したバーチャルオフィスをお探しの方向けに全国のおすすめバーチャルオフィスまとめ記事もありますので、ぜひご覧ください。
バーチャルオフィス選びに
困っている方へ。
100社以上のバーチャルオフィスを見てきましたが、必要なサービスを網羅しているバーチャルオフィスは少ないですす。
バーチャルオフィスで必要なサービス
- 住所を借りる
- 郵便物を受取・転送
- 郵便物の到着連絡
- 郵便物の直接受け取り
- 法人登記
- 貸会議室の利用
- 有人受付
上記7つのサービスすべてを利用できる格安バーチャルオフィスでおすすめなのが
レゾナンスです。
- 都内一等地に6店舗
- 会員専用アプリで、到着した郵便物が写真付きで分かる
- 全プラン法人登記可能
100社以上のバーチャルオフィスを調査してきた中で、レゾナンスのサービス内容は群を抜いています。
店舗数も増えており、勢いのあるバーチャルオフィスです。
公式サイトも細かな料金設定まで書かれているので、納得の上で契約ができます。
バーチャルオフィス選びで迷ったら、1度レゾナンスをチェックしてみましょう。