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自営業(個人事業主)とサラリーマン、どちらがいいかを経験者が解説!

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今では様々な働き方がありますが、自営業(個人事業主)とサラリーマンのどちらが良いのか迷った経験はありませんか?

私はサラリーマンとして5年間働いた後、自営業(個人事業主)として5年間生活した経験があります。

自営業とサラリーマンのどちらがいいのか?という質問をされることがありますが、簡単に結論を出すのは難しいです。

今回は自営業(個人事業主)とサラリーマン、どちらがいいかを判断する材料として、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

自営業とサラリーマンの大きな違い

税金との関わり方の違い

自営業とサラリーマンでは税金との関わり方が大きく異なります。

サラリーマンであれば、会社から出すよう言われる年末調整関係の書類を書いて出す以外、税金のことを考える機会はほとんどない方が多いです。

一方の自営業では、常に税金のことを考える必要があります。

自営業で上手くやっていくには税金の知識は必須で、「自分でやる」か「お金を出して税理士などプロに依頼するか」のどちらかになります。

税金と関わりのない業界のサラリーマンが自営業になると、まず税金で頭を悩ませることが多いようです。

社会保障や年金の違い

自営業とサラリーマンでは、保険や年金で以下のような違いがあります。

自営業サラリーマン
年金国民年金
全額自己負担
厚生年金
一部会社負担
社会保障国民健康保険
全額自己負担
社会保険
一部会社負担

自己負担額でみると、自営業の方が多くなる傾向があります。

やっち
やっち

自営業のなかでも個人事業主ではなく法人であれば、うまく制度を活用して支払額を調整することも可能です。

働き方の違い

サラリーマンの場合、給料や労働時間等は雇用契約書に従って働きますが、自営業の場合は制限がありません。

毎日決まった時間・場所で仕事をすることに苦痛を感じるかもしれませんが、しっかりと休む権利が守られています。

一方の自営業者はいつ休むかは自分次第。

いつどこでで仕事をしてもいいものの、年中無休で働く可能性もあります。

やっち
やっち

サラリーマン時代は「土日は休める!」と思って頑張っていましたが、自営業の仕事をしている今は毎日休まず仕事をしています。制限がないのでつい作業してしまうという感じです。

責任の所在の違い

サラリーマンであれば、何か法に抵触するようなミスがあっても最終的には会社が守ってくれます。

一方の自営業では、責任は全て自分にかかってきます。

顧問弁護士など専門家がいない自営業者の場合、万が一大きなトラブルにあった時の対応が大変です。

サラリーマンのメリット・デメリット

サラリーマンのメリット・デメリットを、自営業を経験している私の個人的な意見も交えて紹介します。

サラリーマンのメリット

収入が安定し、計画が立てやすい

収入が安定していると、将来の計画が立てやすいというメリットがあります。

車や家の購入時のローン返済を考えた時に計画を立てられるのは大きなメリットです。

法律で守られる

サラリーマンであれば労働基準法で残業代や有給休暇の確保など、様々な面で保護されます。

ブラック企業など例外もありますが、残業代未払いがあれば労働基準監督署が動いてくれます。

サラリーマンのデメリット

収入の大幅なアップは難しい

サラリーマンの場合、大幅な収入アップは難しいです。

インセンティブがあればまだ収入を増やせるチャンスはありますが、それでも限界があります。

自分の考えが反映されない

サラリーマンは自分の考えよりも会社の方針を尊重する必要があるため、思い通りにいかないと感じることが多いかもしれません。

例えば自分は相手にする必要はないと感じるクレーマーでも、上司が対応するよう指示があれば従うといった辛さがあります。

自営業のメリット・デメリット

自営業のメリット

仕事の時間・場所に制限がない

自営業の魅力でもあるのが、仕事の時間・場所に制限がないことです。

自宅、カフェ、コワーキングスペースなど自分にあった場所で作業することも可能です。

毎日定時に仕事をする必要もないため、好きなタイミングで旅行に行けるといったメリットがあります。

仕事相手を選ぶことができる

自営業のメリットとして、仕事相手を自分で選べるという点が挙げられます。

サラリーマンをしていると、相手する必要はないと感じる悪質な顧客に遭遇したことはありませんか?

仕事上その顧客に固執する必要はないと自分は感じても、上司に対応するよう強要されるという経験はあると思います。

自営業であれば「仕事相手を自分で選択できる」という点については、大きなメリットを感じます。

自信がつく

自営業は、ロゴや名刺デザインといった細かいことまで全て自分で決めます。

分からないことが多く失敗もありますが、決断した回数分自信がつきます。

自営業でなければ経験できないことだと感じます。

年齢制限がない

これからサラリーマンとして働く場合、どうしても年齢制限があります。

未経験から採用OKという会社でも、20代しか採用しないという会社も見かけます。

一方で自営業であれば、いつでも挑戦することができるという点には魅力を感じます。

私自身、何歳になっても稼ぐことができるスキルを身に着けるために自営業を選んでいます。

サラリーマンが副業で個人事業主(フリーランス)を目指すなら、知っておきたい注意点とデメリット サラリーマンが副業で個人事業主(フリーランス)を目指すなら、知っておきたい注意点とデメリット

自営業のデメリット

トラブルの対応が大変

自営業の場合、トラブル対応の責任は自分です。

サラリーマンであれば会社が最終的には守ってくれます。

自営業の場合、トラブルがあると対応に時間をとられるだけでなく精神的にもダメージを受けます。

顧問弁護士を雇うといった対策も可能ですが、それなりの売り上げが必要になります。

「自営業=儲かる」ではない

「自営業はサラリーマンと違ってやった分だけ売り上げが増える!」というのをメリットとしているのも見かけますが、私はそうは思いません。

自営業であっても、どれだけやっても売り上げがない時はあります。

サラリーマンは収入に上限がある点はデメリットと言えますが、働いていれば安定した収入があるのは大きなメリットです。

自営業は収入に上限がない分、下限もありません。

サラリーマンと自営業、どちらがいいのか?

サラリーマンの方が税金や社会保険でメリットが多いと感じますが、私は自営業の今の方が充実しています。

ただし、性格や家庭環境によってはサラリーマンの方が良いという結論が出ると思います。

自営業がおすすめな人

あくまで個人的な意見ですが、自営業が向いていると思う人がこちら。

  • 自分のアイデアを試したい
  • 知らないことがあっても調べて前に進むことができる
  • 失敗から逃げずに対応できる

自営業になると税金やマーケティングの知識が必要になりますが、これらは勉強する気力があればなんとでもなります。

私が自営業に必要だと感じるのは、「常に仕事のことを考えても苦痛に感じない」というメンタルだと思います。

思いついたアイデアを試したい、疑問は分かるまで調べる、失敗しても次の手を打つなど、つい仕事のことを考えてしまう人には自営業が向いていると思います。

ただし、サラリーマン以外の収入がある、または1年分の生活費が確保できている状態というのは必須です。

サラリーマンがおすすめな人

個人的にサラリーマンが向いていると思う人がこちら。

  • プライベートと仕事をきっちり分けたい
  • 安定志向が強い
  • 自営業になることに対して家族の同意を得られない

自営業となると、プライベートなのか仕事なのか分からなくなる人がほとんどです。

もちろん自営業でも休む日を決めることは可能ですが、私は旅行先でも緊急対応できるようにノートパソコンを持っていきます。

きっちり休みを確保したい方にはサラリーマンの方が楽だと思います。

また家族から自営業について応援してもらえないと精神的に辛くなります。

収入が安定しない、事業が上手くいかない時でも応援してくれる家族の存在は心強いです。

どっちがいいか分からなければ両方挑戦してみるのもあり

自営業とサラリーマン、どちらが良いのかは正直やってみないと分かりません。

私は両親がサラリーマンで、当然自分もサラリーマンとしてやっていくと思っていましたが、実際に働いてみると苦痛に感じることが多くありました。

そこで自営業として生活してみると、税金や社会保障面ではサラリーマン生活に劣っても「楽しい」と感じる時間が多くなりました。

とはいえ私も自営業としてはまだまだなので、これからも色々なことに挑戦してきます!

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