PR
わたしの知り合いは超大手航空会社のパイロットで、会社から許可を得て副業をスタートさせました。
ところが、収入が高く属性も良いはずなのに融資が受けにくい。
このパイロットの方は自宅で法人登記しているため、個人情報保護を考えてバーチャルオフィスで法人登記することに興味があるものの「バーチャルオフィスだとますます融資が受けにくいのではないか」と心配されていました。
私自身、まだ法人ももっておらず何のアドバイスもできなかったため「バーチャルオフィスで融資を受けたい」という相談に対応経験のある担当者の方々の力を借りることにしました。
すると、全員「バーチャルオフィスだから融資を受けられないとは限らない」との回答でした。
ただ注意点もあり、無条件で融資が受けれるわけではありません。
今回ご協力頂いたバーチャルオフィス
「融資を受けたい」という利用者の対応をしている、いわば「バーチャルオフィスの融資のプロ」の方々に今回お話を聞くことができました。
この記事では分かりやすいよう、アドバイス内容を対話形式で紹介していきます。
バーチャルオフィスと融資の関係を知り、事業を成功させましょう!
まずは、バーチャルオフィスで法人登記した事業では融資を受けることはできるのか、融資を受けるにはどのような方法があるのか?アドバイスをもらいました。
バーチャルオフィスで融資を受けるのは不利なのか
実態がないバーチャルオフィスとなると、融資は受けられないのではないか心配です。
融資に関しては、その会社の事業計画や返済に関わる事になる為一概には言えない部分がありますが
「バーチャルオフィス=融資が下りにくい」とは限りません。
ではバーチャルオフィスで融資を受けるポイントにはどんなものがあるのでしょうか?
基本的にバーチャルオフィスだから落ちるケースは稀で、事業計画書と返済能力、実績次第かと思います。
事業計画書と実績が融資を受けるに十分な内容であれば、融資を受けられる先は沢山ありますので問題はないかと思います。
「バーチャルオフィスだから融資が受けられない」というよりも、事業計画書や実績が影響するんですね!
ここからは、すでに融資を受けている人、これから融資を受けたい人それぞれに向けたのアドバイスをいただきました。
すでに融資を受けていて、今後が心配な方へのアドバイス
プライバシー保護を考えて、法人所在地を自宅からバーチャルオフィスに移行させることを考えています。
ただ、法人をバーチャルオフィスに移転すると、これまで通り融資を受けられるか心配です。
同じ金融機関でさらに融資を受けるなら、「なぜバーチャルオフィスを利用するのか」をしっかりと説明できれば良いかと思います。
例としては、以下のような説明があります。
- 経営者の安全性を考慮して自宅から移転させる
- 引っ越しなどで登記先が変わることによってコミュニケーションが取れなくなる人を少しでも減らす
では、付き合いのない別の金融機関で融資を受ける場合はどうすれば良いでしょうか?
別の金融機関で融資を受けるのであれば、新たに別の金融機関で借入をするということであれば、すでに金融機関から借りていて信用はあるという説明をすることが大切かと思います。
これから新規で融資を受けたい方へのアドバイス
融資を受けた経験がありません。
バーチャルオフィスで法人登記した事業で、融資を受けるのは厳しいでしょうか?
創業期の方については融資を受けられる金融機関は下記の2つに限られるとお考え頂いた方が良いでしょう。
- 日本政策金融公庫
- 自治体のあっせん融資
創業期に一般の金融機関からいきなり融資を受けるということはとてもハードルが高く現実的ではありません。
よって上記の2つにほぼ限定されてしまいます。
ただしあっせん融資については自治体によってバーチャルオフィスが不可というところもあるので、そうなると借り入れができるのは政策金融公庫のみとなります。
一般の金融機関で融資を受けることはやはり難しいのでしょうか?
先ほどお伝えした日本政策金融公庫または自治体のあっせん融資を実行し、返済履歴を作っていった後に一般の金融機関から借入ができると考えてください。
一般の借入については、やはり決算書をみられますので、それなりの業績が必要になります。
もし日本政策金融公庫で融資を断れたらどうなりますか…?
日本政策金融公庫で融資を断られてしまったら資金調達がかなり厳しくなります。
専門家の支援のものと万全の体制で臨みましょう。
顧問の税理士に相談して、その方が融資獲得の実績があれば手伝ってもらう、実績がないのであれば実績のある人を紹介してもらうか、自分で探したほうが良いでしょう。
特に創業期の事業は、融資を受けられる金融機関は限られるようです。
いきなり希望の金融機関で融資を受けるのではなく、実績を作ってから挑戦するのがおすすめです!
バーチャルオフィスは部屋を借りるわけではないため、自宅や通常のオフィスで法人登記をした場合とは注意点が異なります。
また、これらから紹介する注意点に対応できないバーチャルオフィスもあるため、この記事の後半の「おすすめバーチャルオフィス」もぜひチェックしてみてください。
法人登記したバーチャルオフィスの貸会議室を利用する
金融機関との打ち合わせ等は、バーチャルオフィスの貸会議室を利用することがおすすめです。
やはり、バーチャルオフィスは実態がないため、金融機関の担当者からしても実態がつかみにくい状態です。
法人登記した住所で貸会議室を借りて打合せすることで、「法人登記した建物は存在している」と証明することができます。
もし貸会議室がないバーチャルオフィスであれば、利用証明書等を発行してもらい「契約して借りた住所である」ことを示すのも1つの手です。
銀行担当者の不意の訪問にも対応できるようにしておく
金融機関の担当者は、不意に法人登記した住所を訪問することがあります。
有人受付や社名表示、または訪問者と会話できるシステムで対応できるようにすることがおすすめです。
実際、訪問した取引先が会社表札も部屋もない場合、85%の人が不信感を感じる事が分かっています。
利用しているバーチャルオフィスに有人受付や社名表示がなければ、事前にバーチャルオフィスであることを金融機関担当者に伝えましょう。
不意に訪問されて不信感を持たれることは避けましょう。
「バーチャルオフィス1」は月額1,000円以下の格安バーチャルオフィスでありながら、訪問者と直接会話できるシステムも用意されています。
バーチャルオフィスで融資を受けるなら法人口座開設は必須
そもそもの話にはなりますが、融資の前に法人口座開設は必須です。
法人口座が開設できない事業に対して融資を受けることは難しいです。
とはいえ、バーチャルオフィス利用者の法人口座開設はNGとしている金融機関がありますので、「どこで開設するか」は事前に見極める必要があります。
ネットバンキングであればバーチャルオフィス利用者の法人口座開設実績も多くあります。
また、メガバンクでも口座開設実績が多くあります。
ただ、地方銀行の場合は事業の実績等関係なく「バーチャルオフィスで法人登記した会社の口座開設はNG」としていることもあります。
私の知り合いが地方銀行に勤めていますが、これまでにバーチャルオフィス利用者の法人口座開設実績はゼロと言っていました。
金融機関の方針で決まっており、どれだけ優秀な会社でも口座開設できないそうです。
ここまで、バーチャルオフィスと融資の関係について紹介しました。
融資を受ける条件として実績を作ることがポイントの1つになりますが、運営が安定し、安心して法人登記できるバーチャルオフィスを選ぶことも重要です。
この後紹介する4社は、どれも法人登記におすすめできるバーチャルオフィスです。
4社を選んだポイント
- 郵便物受取・転送サービスがついているか
- 法人登記可能なプランがあるか
- 運営は安定しているか
おすすめバーチャルオフィス比較表
Karigo
法人登記向きバーチャルオフィスとしておすすめなのがKarigoです。
店舗数は60を超えており、全国各地の住所を借りることができます。
また、Karigoのおすすめポイントは店舗数の多さだけでなく、セキュリティ対策のレベルの高さが業界トップクラスという点です。
おそらくバーチャルオフィス業界では唯一、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得しています。
個人情報漏洩対策を徹底していなければとれない認証で、かなりお金と時間と手間をかけています。
Karigoは格安バーチャルオフィスと比較すると高く感じるかもしれませんが、顧客情報管理や問い合わせ対応等に他社よりも時間とお金をかけています。
「とりあえず住所を借りたい」という人には不向きですが、「顧客の情報も安心して任せられるバーチャルオフィスが良い」という人にはイチオシのバーチャルオフィスです。
サービス内容 | 料金 |
---|---|
初期費用 | 入会金5,500円~ 申込備考欄「いろはの紹介」 →入会金0円 |
最安プラン | 3,300円/月~ |
法人登記 | 全プランで可能 |
利用用途 | 法人向き |
店舗数 | 全国60か所 |
郵便物 受取 | 全プランで可 |
郵便物 到着連絡 | 無料 メール通知 |
郵便転送 | 可 ※送料のみ ※転送頻度選択可 |
電話転送 (受信のみ) | 可 月額8,800円 |
電話 発着信 | 不可 |
会議室 | 一部拠点であり |
有人受付 | 一部拠点あり |
FAX | あり |
融資の際に、KarigoならISMS認証の取得など「信頼できるバーチャルオフィス」という説明がしやすいです。
店舗数は全国で60を超えており、住所を選べる選択肢の多さも魅力です。
申し込み時「いろはの紹介」と備考欄に記入
→入会金無料!
バーチャルオフィス1
「バーチャルオフィス1」は、月額880円という格安料金で以下のサービスが利用できます。
特にポイントとなるのが「受付システム」が利用できる点です。
不意の来客への対応が可能です。
「バーチャルオフィス1」の受付システムとは?
- オフィスに設置されたiPadで社名で検索しタッチ
- 登録した携帯電話などに電話が鳴る
このように、バーチャルオフィス1の受付システムは不意の訪問者に対しても直接会話できるという便利な機能です。
金融機関の担当者が不意に訪問しても安心です。
サービス内容 | 料金 |
---|---|
初期費用 | 入会金5,500円 |
最安プラン | 880円/月~ |
法人登記 | 最安プランで可 |
利用用途 | 法人・個人向き |
店舗数 | 2か所 渋谷/広島 |
郵便物受取 | 可 |
郵便物 到着連絡 | 無料 LINE通知 |
郵便転送 | 可 従量制 |
電話転送 | 可 月額1320円 |
電話 発着信 | 可 月額1320円 |
会議室 | あり 全店舗利用可 |
有人受付 | 受付システムあり |
FAX | なし |
DMMバーチャルオフィス
超大手DMMが運営するバーチャルオフィスは、運営元の倒産リスクが低い等の安心感があります。
また、契約者特典が多いのも魅力の1つ。
「法人登記して会計ソフトも利用したい」という方にも利用できる特典があります。
DMMバーチャルオフィスの契約者特典
- アバターで交流する2 次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」のBasicスペース(¥5,500/月 )が無料
- 印鑑の即日配送 「二代目東洋堂」クーポン利用で法人印鑑3本セット4,198円(税込)から!
- マネーフォワード クラウド会社設立で、登記完了でAmazonギフト券を5,000円分プレゼント
- 「弥生会計 オンライン」ベーシックプラン(通常30,000円(税抜)/年)が2年間無料
- やよいの青色申告がベーシックプラン(通常6,000円/年)、もしくはトータルプラン(通常10,000円/年)が1年間無料
- GVA法人登記では変更登記申請の書類作成が1,000円OFF
- タイムズカー カード発行手数料0円、カーシェアeチケット60分1枚プレゼント
- タイムシェアリング(おしゃれな貸し会議室・レンタルスペース)全室20%OFF
- DMMいろいろレンタル全商品 10%OFF!
- DMM英会話が3ヶ月間20%OFF
また、法人口座開設実績も多くあります。
こちらがDMMバーチャルオフィスの法人口座開設実績です。
ネットバンク、メガバンクどちらの口座開設実績もあります。
「融資の前にまずは法人口座開設したい」という方にDMMバーチャルオフィスはおすすめです。
基本情報 | 料金など |
---|---|
入会金 | 5,500円 |
保証金 | 5,000円 ※解約時返金 |
最安値 プラン | 660円/月 |
法人登記 | 1,650円/月~ |
店舗数 | 5か所 銀座/渋谷/大阪梅田 /福岡/名古屋 |
郵便物 受取 | 660円と2,530円の プランで対応可能 ※660円プラン:宛先不明や返品に限る ※来店受取:全プランで銀座・名古屋のみ |
郵便物 到着連絡 | LINEで無料通知 ※ビジネスプランのみ |
郵便転送 | 660円と2,530円の プランで対応可能 |
電話転送 ※受信のみ | +2,200円/月 |
電話 発着信 | 不可 |
会議室 | 名古屋店のみあり |
有人受付 | あり |
FAX | なし |
ナレッジソサエティ
ナレッジソサエティは法人向きに特化しています。
中でも「法人口座開設保証制度」はバーチャルオフィス業界でも珍しいサービスです。
法人口座が開設できなかったことを理由にサービスを退会する場合は、入会金・保証金・2ヶ月分の基本料金を返金
※法人口座の開設を100%保証するものではない
まずは法人口座開設から!という方にナレッジソサエティはおすすめです。
また、今回おすすめとして紹介している「バーチャルオフィス1」と同様に受付システムがナレッジソサエティにもあります。
金融機関の担当者の不意の訪問にも対応できるおすすめバーチャルオフィスです。
基本料金はやや高めですが、貸会議室も充実しており、バーチャルオフィスで法人登記したい人におすすめできる1社です。
サービス内容 | 料金 |
---|---|
初期費用 | 入会金16,500円 保証金30,000円 |
最安値プラン | 4,950円/月 |
法人登記 | 最安値で可能 |
利用用途 | 法人向き |
店舗数 | 1か所 千代田区九段下 |
郵便物受取 | 可 |
郵便者到着連絡 | メール通知有料 +1,100円/月 |
郵便転送 | 可 週1回、実費 |
電話転送 | 可オプション+3,300円/月 |
電話発着信 | 可オプション5,500円/月 |
会議室 | あり |
有人受付 | 有人受付あり受付システムあり |
FAX | なし |
今回、バーチャルオフィスと融資についての関係を紹介しました。
「バーチャルオフィスだから融資を受けられない」とは限らず、実績や返済能力次第の部分が大きいです。
バーチャルオフィスは自宅で法人登記するよりもプライバシー面で安心というメリットや、オフィスを借りるよりもコスパも良いです。
不安な点はバーチャルオフィスや金融機関に相談し、融資を成功させましょう!
一緒にあなたにぴったりなバーチャルオフィスを考えます。
- バーチャルオフィス選びに時間をかけられない
- バーチャルオフィス選びで失敗しないか不安
そんな方に、分析数200社超えのプロがアドバイスします。
相談料は無料。
お気軽にお問合せください。
バーチャルオフィス選びに
疲れた方へ。
バーチャルオフィスを選ぶ基準が分からない。
絞り込めない。
嫌になってきたから契約を諦めようかな…
そんな方はレゾナンスを1度検討してみましょう。
/ 口コミ・分析記事 \