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この記事では、個人が自分自身をブランディングする方法を紹介しています。
今の時代、SNSの普及で、企業でなくても個人が自分自身をブランディングし、フォロワー獲得を目指しています。
そしてSNS以外でもブランディングする人が増え、ライターやブロガー、ZOOM講師など「ネット上で情報を発信する」人が他者との違いや自分の専門性をアピールすることが必要な時代になりました。
ブランディングを極めることで、相手に自分の専門性を伝え、自分を選ぶメリットを一瞬で伝えることができます。
今回、導入している人が少ない「住所でのブランディング」についても紹介します。
個人をブランディングするメリット
まずは、個人をブランディングするメリットを紹介します。
今の時代、競合に勝つためにはブランディングは欠かせません。
メリットを把握し、積極的に取り組みましょう。
個人のブランディング(セルフブランディング)とは
個人のブランディングとは、自分の価値や信用を高めるための戦略です。
個人のブランディング(セルフブランディング)と似た言葉に【パーソナルブランディング】がありますが、これは組織や会社内の一個人をブランド化することを指します。
一方で個人のブランディングは、会社等に属さない人が、自分自身の価値を高めていくことを指します。
自由度が高い反面、自分自身で理想のイメージに近づける努力が必要です。
そして、セルフブランディングした内容を実際する方法が【セルフプロモーション】です。
自分自身のPR手段はSNSなのか、ブログなのか、販促物なのかメディアを決めていきます。
個人のブランディングは、自分の価値を高めるための作戦会議ともいえます。
個人をブランディングするメリット3つ
- 自己アピールの強化
- 認知度と信頼性の向上
- 企業と戦う手段になる
1.自己アピールの強化
個人をブランディングすることで、自分の専門性を知り、他者との違いをアピールすることができます。
「私に依頼した人だけが得られるメリットがあります」というように、自分を選ぶ理由をアピールできます。
2.認知度と信頼性の向上
ブランディングを極めると、専門性が向上します。
「このジャンルの疑問はこの人に聞いたら分かる」というように、信頼性も高まりファンや顧客をつかむチャンスが産まれます。
3.企業と戦う手段になる
個人での活動は企業と比べると事業規模が小さく見られがちです。
とくに、競合に企業が多い場合には自分自身を徹底的にブランディングする必要があります。
1人での活動であっても、どんなメリットを相手に与えられるかを伝える手段になります。
個人をブランディングする6つのステップ
ここでは、個人をブランディングする6つのステップを紹介します。
何も考えずに自分をアピールしても、届いてほしい人に届かない可能性があります。
手間に感じても、ぜひ全て考えてみてほしいです。
ターゲットを考える
まずはターゲットを考え、「自分のブランディングした内容を誰に届けたいか」をはっきりさせます。
私のターゲットを例に挙げます。
ターゲットは次のようになりました。
- 子育て中の20~30代女性
- 小学校入学前~低学年の子供がいる
- 子どもが小さくて外で働くことが難しいのでハンドメイド作品を販売している
他者との違いを明確にする
次に、自分が他者や競合と何が違うのかを見つけましょう。
私の場合を例に紹介します。
- バーチャルオフィスを100社以上調査した経験がある
- 子育て中
- 仲介業者勤務中
- 宅建士の資格所持
私の場合、競合となる人はほどんどが男性です。
また、バーチャルオフィスというものがジャンルとしては不動産になるのですが、宅建士を持っていたり、現役で仲介業者に勤めている人は競合ではいません。
この辺りを自分の推しポイントとしてブランディングします。
「どんな疑問や不安を解決するのか」を明確にする
ターゲットを設定し、自分の推しポイントをはっきりさせた後にやることは「どんな疑問や不安を解決するのか」を明確にすることです。
そして、自分だからこそ解決できる疑問や問題をピックアップします。
私を例にすると、「ハンドメイド作品の販売者方法に自宅住所を記載することが怖い」という不安を解消します。
ブランディングする
03ではっきりさせた「疑問や不安」を解決できることが伝わるよう、自分をブランディングします。
解決できるのは「疑問や不安」といったマイナスの悩みだけでなく、「もっと綺麗になりたい」という欲求でもかまいません。
私の場合、自分の推しポイントである「100社以上のバーチャルオフィスを調査した知識」「通常の事務所契約と比較できる」という2点を元に、ハンドメイド作家向きのおすすめバーチャルオフィスを紹介します。
PR文を考える
ここで、自分の推しポイントが「どのようにターゲットの抱える悩みを解決できるか」が伝わるPR文を考えます。
「自分に依頼するとどんな結果が得られるか」を盛り込むと良いです。
私の場合がこちらです。
「ハンドメイド作品の販売者情報で自宅住所を記載するのが怖い」という問題は、バーチャルオフィスを利用することで解決できます。
事務所を借りるにも、個人情報保護のために月4万円以上は出せませんよね。
バーチャルオフィスならワンコインで自宅以外の仕事用の住所が手に入ります。
家族の安全を守りつつハンドメイド作品を販売することができるよう、バーチャルオフィス選びのサポートをしています。
集客メディアを考える
こPR内容が、Twitter、Instagram、ブログ、どのメディアならターゲットに届くかを考えます。
最初に決めたターゲットが、どのメディアで問題を解決しようとするかを想像します。
私の場合、「自宅住所を公開したくない」という悩みをかかえたハンドメイド作家の場合、この問題を解決するためにどんなことをするかを想像します。
「ハンドメイド 住所 公開」といったキーワードで検索する
上記のように、Google等で検索して悩みを解決しようとしているのであれば、ブログを作成して「ハンドメイド 住所 公開」と検索されたときに読まれるよう戦略を考えます。
ここで1つ、ダメなブランディング例を紹介します。
ダメなブランディング例
ブランディングが不十分な状態で考えたPR文がこちら。
喫茶店マニアAです。
実際にお邪魔した喫茶店を、写真付きでレビューしています。
実際に食べたメニューを写真付きでレビューすることは、他にも同じような投稿があれば簡単に埋もれてしまいます。
「誰を対象として情報を発信するのか」という部分が弱いです。
今回のAさんのターゲット層は「喫茶店に行きたい人」です。
だから、もし喫茶店に行きたい人でも「早番だから朝6:00からやっているお店がいい」というニーズには、ピンポイントでは答えられていません。
幅の広い人をターゲットにすると、ライバルが多いだけでなくすでにいる競合に勝つことが極めて難しいです。
より狭く、ピンポイントなニーズを満たすことで、コアなファンができます。
ここで、Aさんをブランディングしてみます。
例えば、Aさんが「昔からある喫茶店が好き」であれば、以下のようなブランディングが可能です。
①ペルソナを明確に設定する
まず、昔からある喫茶店の情報を求めている人物像を具体的に想像します。
- 性別:女性
- 年齢:自分のスマホをもって、自由にSNSに投稿できる中学~大学生
- 趣味:SNSの閲覧・投稿
- SNS投稿内容:食べ物が多い
- はまっていること:レトロなもの
- 性格:明るい、友達が多い
- 住まい:関東
上記5つを設定するだけで、Aさんがどのような情報を提供すればいいかが分かります。
- 創業20年以上の喫茶店だけを紹介(レトロな写真が撮れると分かる)
- 喫茶店の場所(友達と行ける距離にあるか)
- 営業時間(放課後もしくは学校が休みの日に行けるか)
- 食べ物や飲み物、喫茶店の室内の写真(映え写真が撮れるのか)
上記4つの情報があるだけでも、「友達と行けるのか」「親に頼らず行けるのか」「良い写真が撮れるのか」が伝わります。
1つの喫茶店の情報に満足すると、おそらくAさんが紹介している他の喫茶店の情報もチェックします。
ここで注意したいのが、「求めていない情報も載せる」ことです。
ここで、もしコーヒーの原産国についての情報を長文で紹介すると、若い女性は読み飛ばすか他の情報に目移りする可能性があります。
ターゲットの目的が、レトロな喫茶店に行く目的が「映え写真」だからです。
あくまで、狙った人に刺さる情報を厳選する必要があります。
これらをふまえてAさんをブランディングし、PR文を考えてみました。
創業20年以上の喫茶店マニアです。
都内のレトロな空間、食べ物を味わいたい方向けにInstagramで情報発信しています。
このPR文では、Aさんの発信する情報でレトロな喫茶店について知ることができると伝わります。
また、Instagramで情報発信しているということから、「文章だけでなく写真でメニューや店内の様子が見える」ということも分かります。
最近できた綺麗な喫茶店を求める人は対象外となりますが、昔ながらの喫茶店に行きたい、レトロな空気を感じたいというよりコアなニーズを持つ人には、AさんのPR文が刺さります。
みんながやっていない「住所」で差をつける
ここまで、ブランディングの流れを簡単に紹介しました。
ここで1つ提案なのが、あまり意識されていない「住所でのブランディング」です。
住所を工夫するだけで他者と差をつけることができます。
この住所でのブランディングという提案の根拠となるのが、アンケートで「名刺に記載された住所が一等地だと、プラスの印象を与える」という結果が得られているからです。
こちらが100名を対象とした独自アンケート結果です。
Q.名刺に記載された住所が都内一等地の場合の印象を教えてください
「住所が一等地」というだけで、相手の印象が変わってしまうことが分かります。
銀座なら「高級、大人」、渋谷なら「若者、IT」など、住所で自分のイメージを作ることが可能です。
魅力的な住所を安く手に入れる方法
この「住所によるブランディング」を多くの人が実践していない理由が、「ブランディングのために一等地の事務所を借りることができない」からです。
たしかに、都内一等地の事務所賃料は高いです。
銀座は事務所平均賃料が27,656円/坪となっており、デスクを1つおくだけでも平均賃料から考えれば55,312円です。
ブランディングのために毎月55,312円は出せません。
そこで提案したいのが、住所だけ借りられるバーチャルオフィスです。
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスとは、「住所だけ」を借りることができるサービスです。
- 一等地のオフィスビルを運営会社が借りる
- 運営会社から住所だけを借りる
という流れになります。
住所だけ借りるので、銀座エリアでも安いもので月額1,000円以下です。
「住所だけ借りる」ということに違法性はなく、法人登記の際の会社所在地としても利用できます。
個人のブランディングにおすすめなバーチャルオフィス
ブランディング用のバーチャルオフィスであれば「住所だけ借りる」というプランがあるバーチャルオフィスがおすすめです。
こちらの記事が参考になるかと思います。
【発見!】バーチャルオフィスで住所のみ無料な会社を調査個人をブランディングして他者と差をつけよう
個人のブランディングを極めるほど、他者との差がはっきりします。
そして、届いてほしい人に情報が届くようになります。
コンテンツがいくら素晴らしくても、ターゲットに届かなければ意味がありません。
私もまだまだブランディングについて勉強中です。
一緒にがんばりましょう!
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