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ハンドメイド作家がネット上で作品を販売すると、特定商取引法という法律で氏名・住所・連絡先を公開する必要があります。
氏名だけならまだしも、住所まで一般公開するのは怖いですよね。
最近では盗んだ個人情報を使ってマイナンバーカードが偽造され、iPhoneを購入された事件が起きました。
このようにいつどこで個人情報が悪用されるか分からない時代でも、ネット上で商品を販売するハンドメイド作家は住所の公開は避けられません。
そこで今回は、ハンドメイド作家の方々は法律に従って住所を公開しているのか、どんな対策をしているのかを調査しました。
ハンドメイド作家はなぜ自宅住所を公開するのか
まずは、ハンドメイド作家が自宅住所を公開しなければいけない理由を紹介します。
理由はシンプルで、「特定商取引法(とくていしょうとりひきほう)」という法律で氏名・住所・電話番号を公開することが定められているからです。
ハンドメイド作家と特定商取引法の関係
ハンドメイド作家に限らず、せどり等でネット上で物を販売する際には「特定商取引法」によって販売者の氏名・住所・電話番号を公開することが決められています。
事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、
事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
せどりやハンドメイド作家など、商品をネット上で販売する行為もこの法律の対象となります。
氏名・住所・電話番号を公開したくない人は多いです。
実際、独自アンケートで76%の人はネット上で個人情報を公開することに危険性を感じています。
この次の項目で、実際にあったトラブル事例を紹介します。
ハンドメイド作家が自宅住所を公開して起こりうるトラブル
ハンドメイド作家がネット上で自宅住所を公開すると、以下のようなトラブルが考えられます。
ハンド作家向けに様々なサービスを提供しているバーチャルオフィスでは以下の被害例が紹介されていました。
http://suzaku.or.jp/activities.html
- 空き巣、窃盗被害
- ストーカー被害
- 性犯罪被害
- 子供誘拐
- 強盗被害
- クレーマーの突然の来訪
- クレーマーによる嫌がらせ
- 悪意のある個人情報の流出、SNS等への書き込み
- 名簿販売事業者などへの情報転売
- 営業目的のアポなし来訪(訪問販売やDM送付)
個人的には娘がいるので、子供誘拐や自分が留守中の空き巣やクレーマーの突然の訪問を考えると恐ろしさを感じます。
他のハンドメイド作家は住所をどうしているのか?
販売者住所を公開する必要のあるハンドメイド作家ですが、以下のようなパターンに分かれます。
- 自宅住所を使う
- BASE等のプラットフォームの住所を使う
- 貸事務所を使う
- バーチャルオフィスを使う
それぞれのコストとリスクの関係がこちら。
自宅住所公開はリスクが高いので、できれば選びたくないという人が多いです。
貸事務所を借りてしまうのが1番早いのですが、月額4万円以上かかることが多いので個人のハンドメイド作家が利用するには高すぎます。
そうなると、あとはBASE等のプラットフォームの住所を使うか、バーチャルオフィスが選択肢となります。
ハンドメイド作家が自宅住所を公開しない方法2つ
ハンドメイド作家が自宅住所を公開しない方法のなかでも、なるべくお金がかからないものを2つ紹介します。
- BASE等のプラットフォームの住所を使う
- バーチャルオフィスを使う
BASE等のプラットフォームの住所を使う
BASE等では、自宅住所の代わりにBASEの住所を表示することができます。
無料だし、これで問題解決してしまうのになぜ強くおすすめしないのか、理由があります。
例えばBASEの場合、BASEの住所を使えるのはサイト上の住所だけに限られます。
使用シーン | 住所 |
---|---|
サイト上の住所 | BASEの住所 |
発送元ラベル | 自宅住所 |
納品書 | 自宅住所 |
領収書 | 自宅住所 |
返品先住所 | 自宅住所 |
このように住所が一般公開されることは防げますが、取引が始まると自宅住所を使うことになります。
そうなると、悪質なクレーマーに自宅住所が簡単にバレてしまいます。
実際に、「返品の送料がもったいないから自宅まで行く」という人がいたそうです。
家に来られるのはちょっと怖いですね。
バーチャルオフィスを使う
自宅住所に悩むハンドメイド作家の多くはバーチャルオフィスを利用しています。
バーチャルオフィスとは「住所だけを借りる」というサービスで、月額1,000円あれば利用できます。
借りた住所は、発送元ラベルや領収書など全てに使うことができます。
使用シーン | BASE等 の場合 | バーチャル オフィス |
---|---|---|
サイト上の住所 | BASEの住所 | |
発送元ラベル | 自宅住所 | |
納品書 | 自宅住所 | |
領収書 | 自宅住所 | |
返品先住所 | 自宅住所 |
万が一返品等があっても、バーチャルオフィスで受取・自宅まで転送してもらえます。
バーチャルオフィスの注意点
バーチャルオフィスで借りた住所を販売者住所として使うことはできますが、購入者から請求があった際はすぐに自宅住所を伝える必要があります。
もちろん正当な理由で住所公開を求められたら答える必要はあります。
ただバーチャルオフィスを利用していれば、悪質なクレーマー等には住所を伝える前に対処できます。
もしバーチャルオフィスを利用していない場合、納品書や領収書に記載された自宅住所を知らない間に悪用される恐れがあります。
ハンドメイド作家向きバーチャルオフィスはNAWABARI
ハンドメイド作家におすすめなバーチャルオフィスはNAWABARIです。
NAWABARIはバーチャルオフィス業界でも珍しく、ネットショップ販売者に特化したプランが魅力です。
特に、住所をレンタルすると無料で固定電話番号(契約者共通)も使うことができます。
法律で定められた公開すべき3つの情報のうち、2つはNAWABARIの情報を利用できます。
公開情報 | 表示方法 |
---|---|
氏名 | 個人名 |
住所 | の住所 |
電話番号 | の番号 |
住所よりも公開リスクが低い電話番号とはいえ、番号がクレーマー等に知られて良いことはありません。
NAWABARIは無料で固定電話番号もレンタルできるため、ハンドメイド作家をはじめとしたネットショップ販売者に人気です。
ネットショップ 運営プラン | ビジネスプラン | 海外プランA (法人登記なし) | 海外プランB (法人登記あり) | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | →キャンペーンで0円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 |
月額 (税込) | 1,100円 ※年払いのみ | 1,650円(年払い) 5,000円(単月払い) | 3,000円 | 6,000円 |
住所使用 | 可 | 可 | 可 | 可 |
法人登記 | 不可 | 可 | 不可 | 可 |
郵便物 受取・転送 | 可 (週1回) | 可 (週1回) | 不可 | 可 |
電話要件転送 (無料) | 可 | 可 | 可 | 可 |
郵便物 GPSチェック | 可 | 可 | 可 | 可 |
NAWABARIは1日当たり35円で利用できます。
安い費用で個人情報を徹底的に守ることができます。
ハンドメイド作家が住所で悩むのはもったいない!
私は器用ではないのでハンドメイド作家には不向きで、自分で作ったものを商品にできる人に憧れがあります。
よくminnne等で手作りアクセサリーを見ていますが、材料を仕入れて作って写真を用意するだけでも大変だと思います。
ハンドメイド作家の方が自宅住所を公開するかどうかで悩むのは、非常に時間がもったいないと思います。
ぜひバーチャルオフィスを活用して、制作活動に集中できる環境を整えて欲しいです。
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