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宅建士が見た!事業に失敗するお客さんのパターン

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どうも。

事業用物件(事務所・店舗・倉庫)の仲介も行う会社に勤めているやっちです。

最近、社内で話題になるのは
「うまく行かない人ってパターンあるよね」

問い合わせの時点で「契約もめそうだし、事業上手くいかないだろうな」
と分かります。

やっち
やっち

今回は、実例を紹介しながら
「こうすると良かったんじゃないか?」を、仲介業者と関わるそれぞれの場面ごとに紹介していきます。

問い合わせの段階で分かる「この人、ダメだな」

事業が上手くいかない人の特徴

問い合わせの時点で分かる、上手くいかない人

私は勤め先で電話番もしていて、問い合わせ対応をします。
3年間の経験で「この人、事業立ち上げまで行かないかも」というパターンが分かってきました。

  • まったく物件を絞り込んでいない
  • 求める物件の広さ、エリア、予算が決まっていない

この2点にあてはまると、物件の内覧までにも時間がかかるし
融資を受けるにも時間がかかって、契約までなかなかたどり着けず
貸主から嫌われる可能性があります。

【実例1:ノリでビジネスを始める人】
友達と3人で来店。
「焼肉店やりたいんです~。立地はどこでもよくて、『選ばれて足を運んでもらえる店』みたいな感じ?広さは…どうする?」
来店してから条件を決める状態…。
結局、紹介できる物件が見つかって電話しても「今忙しい」と電話を切られそれっきり。

やっち
やっち

友達と話が盛り上がって、その勢いでビジネスを始めることはおすすめしません。
予算、立地、融資など様々な事が曖昧では、物件も絞り込めないうえに
時間の無駄です!

【実例2:サラリーマン生活を辞めたいAさん】
コーヒーにこだわった喫茶店をやりたいAさん。
珈琲豆も売っていきたいんだとか。
でも、話を聞いていると「サラリーマンが嫌で自分で商売を始めたい」というのがきっかけ。
今まで飲食業の経験なし、コーヒーについての知識や、賞をとった経歴等もなし。


超ベテラン営業がスパッと斬りました。
「喫茶店、カフェはいくらでもある。あなたのお店が選ばれる理由はある?」
「独自ルートでおいしい豆を仕入れるこだわりとか、賞を受賞したとか、そういう経歴もないお店をわざわざ選んでいく理由は?」
Aさん「・・・」
ここでAさんが、集客方法を答えられたらベテラン営業も物件を紹介したでしょう。
でも何も言えなかったんです。
「とりあえず物件借りて、そこから考える」くらいのプラン。

ここからはベテランによる人生相談。笑
「サラリーマンなら定額でお金が入ってボーナスもある。」
「夫婦そろって脱サラするのはリスクが高すぎる。」

結局、仕事を続けることにしたそうです。

やっち
やっち

サラリーマンが向いていなくてビジネスを始めるというきっかけは問題ないと思いますが、計画性がなさすぎるのは危険。
仲介業業者に説得されて脱サラを辞めるくらいの意志では、もし実際にビジネスを始めても
「サラリーマンの方が楽だった」なんてことになりかねません。


「上手くいく経営者」の問い合わせ

何店舗も運営していて、新規開業を狙っているやり手の経営者は
物件を全てチェックしたんじゃないか?
ぐらい調べています。
仲介する側が「そんな物件あったっけ?」と思うような物件まで。

そして、気になる物件があれば
車通り、人通りを朝昼夜でどれくらいかを把握しています。

基本的には物件は絞り込まれていて、
希望する物件がなければ「出てきたら連絡してください」というスタンス。

やっち
やっち

できる経営者は、物件探しの前にすでに融資の話を金融機関で進めている人が多いです。
資金繰りまで考えての契約は早い!

内覧~契約の様子を見て分かる、事業がうまくいくかどうか

上手くいかない人のパターン

「うまくいかない人」の特徴

「内覧したい」と連絡を頂いて対応したものの、この人はダメだろうな…
と思う人がいました。
事業が上手くいくどころが、

  • 物件すら決まらない
  • 応援どころか敵を作りながら進めていく

という、みんなが避けたい道を通っています。
実例を2つ紹介します。

【実例3:無理な値下げ交渉をするBさん】
Bさんは美容院の居ぬきをお探し。
賃料22万円の綺麗な物件を内覧したいとお問合せいただき、さっそく内覧。
ところが内覧後、「賃料、22万から15万まで下がりませんか?」

22万を20~21万ならまだ分かる。
15万…?

貸主も仲介側も呆れる始末。
最初から予算は15万なのに、22万の物件をとりあえず内覧したようでした。
6000円しかないから、カットカラー代を10,000円から6,000円にしてくれって言われたら
「他の安いお店行ってください」ってなりません?

結局Bさんは未だに店舗が見つかりません。
営業から嫌われ、良い物件があっても紹介する気にならないようです。

やっち
やっち

仲介業者も、いわば開業までのパートナーです。
パートナーに嫌われては、良い物件に出会えません。
「予算足りないけどとりあえず見に行って交渉してみよう!」
なんてノリで振り回すと、確実に嫌われます。

【実例4:やりたい放題の塾講師Cさん】
Cさんが内覧時に「店舗前に旗を立てたい」と希望したものの、貸主がNG。
するとCさんは激怒!

「オレはエースとして期待されて塾を開くんだ!」
「なぜ旗がダメなんだ!」


やはり他のテナントとの兼ね合いもあって貸主から旗はNGとの返答。

Cさんは思い通りにならずふてくされてしまい、契約は進めるものの
・必要書類を提出しない
・初期費用を期日になっても払わない

最後には仲介業者に八つ当たりする始末です。
「こんな奴が子どもに指導するの?」
と貸主も仲介も呆れる始末。

やっち
やっち

貸主、仲介する人間も顧客になる可能性があります。
今回の塾講師の対応した営業は3人子持ち。
この塾講師の塾は絶対に利用しないし、友人にも「やめておいた方が良い」と話しているそうです。
一歩外にでたら、相手は顧客になる可能性があることも考えて行動しましょう。

内覧~契約で分かる、うまくいくお客さんの特徴

できる人は行動が早く、熱意がすごいです。
そして、仲介業者や貸主への配慮ができているため、人間関係も良好です。

【手紙で貸主の心をつかんだDさん】
接骨院を開業したDさんは、内覧をして「ここだ!」と思える物件に出会いました。
しかし、別で申し込みが入っており、あとは貸主がどちらか決める状態に。

Dさんはすかさず貸主に手紙を送ったそうです。


事業内容、事業計画、なぜこの物件出なければならないのか。

手紙を受け取った貸主は、Dさんに貸すことに決めました。

Dさんは書類を揃えるのも早く、期日前に振り込みも完了。
貸主さんもDさんの接骨院に通うなど非常に良好な関係です。
貸主さんもお客さんを紹介しているようです。


物件を見極める目も必要ですが、こういった人間関係も大切です

やっち
やっち

Dさんは、改装工事の様子からオープンまでをインスタでアップしていました。
SNS投稿の練習にもなるし、宣伝にもなるしやらない理由がありません。

見ていて気づいた、問い合わせ~開業までスムーズな人のパターン

スムーズな人のパターン

FC契約のお客さんはうまくいく傾向がある

「契約までスムーズで、そのあとうまくいっているお客さん」の傾向を見ていると
FC(フランチャイズ)契約の方が多いように思います。

というのも、FCで物件を契約をする際、多くの条件がだされます。

  • エリア
  • 立地
  • 広さ
  • 駐車場の台数、位置

「初めから儲からないことがわかっている」物件で許可は、開業の許可がおりないんです。
本部の膨大な分析データを元に、うまくいく確率が高い物件の条件が出されます。


仲介する側からすると、物件が絞られすぎて困ってしまうのですが
事業をスタートさせる立場なら、ありがたいことです。

この厳しい条件もあってか、
FC契約でお店をオープンするお客さんはうまくいっている人が多いです

やっち
やっち

私の勤め先のお客さんは大手ピザ店、パン屋、ラーメンなど飲食店のFC契約が多いです。
有名な名前で出店できるため、やはり集客力はゼロから自分で始めるのとは違います。

FC事業もデメリットはある

C契約は事業立ち上げの時のフォローやネームバリューもあいまって事業はスムーズに進みますが
やはりデメリットはあります。

  • ロイヤリティの支払い義務
  • マニュアルどおりの運営
  • ブランド力が下がると売上に悪影響が出る

「オリジナルメニューを出したい!」と思っても、許可が下りない可能性もあります。
そしてやはり、ロイヤリティ(本部に対する支払い)もあるため、思い描くような収入にならない可能性もあります。

FC契約以外にサポートを受けながら事業を立ち上げている人

事業立ち上げで頼りになるのは、商工会議所が有名です。
事業を始める人向けのセミナーなどが開催され、経営相談もできるため多くのひとが登録しています。

担当者と仲良くなると、仕事を紹介してもらえます。
(勤め先の社長はまさにこのパターン)

ただ、商工会議所に通ったり物件探しをしたり人員募集など
やることが多すぎてかなりの時間と労力がかかります。

もし今どこかに勤めながら新規事業の立ち上げを考えているなら、思い切ってコンサルを受けることも
1つの方法だと思います。

やっち
やっち

お客さんで、仕事の合間をぬって来店する人も多くいます。
相談時間も少ないし、内覧もなかなかできない日とも多いです。


商工会議所は年会費を払って自分で情報を取りに行くというスタンスです。
コンサルを受けるよりも安く様々なサービスを利用することはできますが、

物件探しでも「この物件どう?」といった相談はできても、おすすめの物件の提案はしてもらえません。
自分で動く必要があります。

今では、店舗立ち上げ~WEB集客までをサポートしてくれるサービスがあります。

事業に合わせたおすすめの物件紹介から、融資を受ける段取り、
内装工事の相談まで様々なサポートをうけることができます。


もちろんお金はかかりますが、費用対効果を考えると選択肢の1つに入れてもいいのではないかと思います。

なかでも、コンサルティング会社クルーは不動産コンサルも行う「不動産に強い会社」です。

世に出回る前の物件情報を持ち、さらにWEBマーケティングによって立ち上げ後のサポートまで受けられます。

やっち
やっち

私も店舗や事務所をネットに公開する作業をしていますが、「これはあのお客さんに紹介しよう」という物件はネットにアップする前に紹介しています。

もし
「事業立ち上げをどこに相談すればいいかわからない」
「事業用物件の選び方がわからない、自信がない」

という方は、一度プロのお話をきいてみることをおすすめします。
もちろん相談が無料のコンサル会社を選びましょう。
「自分でやっぱりやってみたい」と思えば依頼せず進めていくのもあり。
(無料相談でも意外と有益な情報が聞けることもあります)

>>クルーで無料相談をしてみる<<

最後に言いたい。振り回さないでくれ。

まとめ

最後に伝えたいことがあります。
半分グチになりますが、計画性もなくノリで事業は始めないでください・・・

物件が空いているか確認して欲しいと頼まれたら、5件きかれたら5物件の貸主に電話をします。
内覧したいと言われたら、スケジュール調整して鍵を借りる手配をします。
貸主さんも鍵を開けにきてくれたり、時間を使ってくれます。

やっぱお金かかるし辞めときます~

という軽い感じで断られた時の疲労感は半端ないです・・・

やっち
やっち

計画の立て方が分からないなら、商工会議所やコンサルを受けてみてください。
その後に仲介業者に足を運びましょう。

【商工会議所へのリンク
【無料相談できるコンサル会社クルーへのリンク

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